ついに復帰登板を果たす大谷。(C)Getty Images 電撃的な“復帰”が決まった。 現地時間6月15日、ドジャース…

ついに復帰登板を果たす大谷。(C)Getty Images

 電撃的な“復帰”が決まった。

 現地時間6月15日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ジャイアンツ戦後の会見で、大谷翔平が翌16日(現地時間)に本拠地で行われるパドレス戦で先発登板を果たすと公表した。仮に復帰登板が実現すれば、2023年8月23日のレッズ戦以来、663日ぶりのマウンドとなる。

【動画】何とも楽しそう!大谷翔平が表情豊かにライブBPで投げたシーン

 大谷は、エンゼルスに所属していた23年8月のレッズ戦で2回途中に緊急降板。精密検査で右肘靱帯損傷が判明し、同年9月に自身2度目の右肘手術を執行。以来、ドジャースにFA移籍してからも「投手」としては淡々とリハビリを重ねてきた。

 迎えた今季は、すでに3度のライブBP(実戦形式の投球練習)に登板。最高44球を投げ、本人も納得のいく内容を出していたこともあり、球団内でゴーサインが出たとみられる。

 16日(現地時間)からのパドレス4連戦で“オープナー”として短いイニングを投げさせる意向を示したロバーツ監督は、「たぶん最初は1イニングからになる」と強調。その上で「彼は投手デビューの準備はできている。ショウヘイの登板にワクワクしている」と期待を寄せた。

 まさにエポックメーキングな復帰だ。オールスターブレイク以降と見られていた中での急転直下の決定には、米球界も狂喜乱舞。Xではドジャース・ファンを中心に「オーマイガー!」「ショウヘイが帰ってくる」「なんだって!?」「神が帰ってくる」「二刀流なのかな」「この時を待っていたんだ」といった期待のコメントが相次いだ。

 オープナーとして実戦復帰を果たす大谷。ぶっつけ本番と言えるマウンドで彼はいなかる結果を残すのかに、世界中の熱視線が注がれそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】大谷翔平、17日に2年ぶり投手復帰「MVP級の活躍をしながら」ついに“開花” 大幅な前倒しで「100年以上前の伝説のような話」

【動画】大谷翔平、節目のMLB通算250号!圧巻の1試合2発

【関連記事】大谷翔平、打率3割“復帰”目前の3安打固め打ち!全4打席出塁 チームは首位攻防3連戦を勝ち越し