5年連続「20HR&5三塁打」はトラウト以来9年ぶり【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサン…

5年連続「20HR&5三塁打」はトラウト以来9年ぶり

【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦の初回に24号先頭打者アーチをかけると、6回には25号をマーク。通算250号も達成した。伝説打者が樹立した84年ぶりの偉業まで、あと5本塁打に迫っている。

 大谷は11日(同12日)の敵地パドレス戦で今季5本目の三塁打を放った。米スポーツ専門局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者によると、5年連続での「三塁打5本&20本塁打」は2012年から2016年に達成したエンゼルスのマイク・トラウト外野手以来の快記録だったという。

 さらに同記者は、5年連続での「三塁打5本&30本塁打」以上の記録も紹介。これは歴代でもごくわずかで、最後に達成したのは1937年から1941年のジョー・ディマジオ。83年間に渡って誰も到達できていない偉業だとしている。ちなみにディマジオは、第2次世界大戦もあって全盛期が限られながらもヤンキースで3度のMVPに輝き、殿堂入りを果たしている大打者だ。

 大谷はエンゼルス時代の2021年に46本塁打&リーグ1位の8三塁打を記録すると、以降は「34本塁打&6三塁打」、「44本塁打&8三塁打」、「54本塁打&7三塁打」をマークしている。三塁まで陥れるには十分な走力を備えている必要があり、パワーとスピードを両立している大谷だからこそ、大記録に迫ることができている。果たして今季、何度目か分からない記録を新たに打ち立てるのだろうか。(Full-Count編集部)