2033年までの10年453億円契約はジャイアンツが負担 レッドソックスのラファエル・デバース内野手がジャイアンツへ電撃…

2033年までの10年453億円契約はジャイアンツが負担

 レッドソックスのラファエル・デバース内野手がジャイアンツへ電撃トレードするとMLB公式サイトなど米複数メディアが一斉に伝えた。レッドソックスにはジョーダン・ヒックス、カイル・ハリソン両投手ら4選手が移る。

 28歳のデバースは2017年メジャーデビュー。2019年には打率.311、32本塁打、115打点を記録。昨季も打率.272、28本塁打、83打点をマークした。今季は73試合出場で打率.272、15本塁打、58打点。15日(日本時間16日)の本拠地・ヤンキース戦では15号ソロを含む1安打1打点の活躍を見せていた。通算成績は1136安打、215本塁打、696打点。

 レッドソックスの顔として活躍していたが、球団は昨オフにアストロズからFAとなっていた三塁手アレックス・ブレグマンを獲得。当初、指名打者に回ることを拒否していたが、その後は撤回。今季は主に指名打者として出場していた。5月上旬には一塁を守ることも拒否するなど球団の起用法に不満を示していた。

 ジャイアンツは正三塁手マット・チャップマンが負傷者リスト入りしている。大谷翔平投手らが所属するドジャースと同地区のライバルへ移籍することとなる。

 デバースは2024年から10年総額3億1350万ドル(約453億円)で契約延長している。2033年まで続く大型契約は全てジャイアンツが負担するという。(Full-Count編集部)