【MLB】ドジャース11-5ジャイアンツ(6月14日・日本時間6月15日) 【映像】キケ、謎のボール→打…
【MLB】ドジャース11-5ジャイアンツ(6月14日・日本時間6月15日)
6月14日(日本時間6月15日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツの一戦で、“ドジャースの元気男”キケ・ヘルナンデスが野手登板でマウンドへ。その際に相手打者から見事な“見逃し三振”を奪い話題となっている。
11-0、ドジャース大量11点のリードで迎えたこの試合の9回表・ジャイアンツの攻撃。この回からドジャースは、野手登板でセンターのキケ・ヘルナンデスをマウンドへ。そのキケは、この回先頭の1番イ・ジョンフを85km/hのスローカーブでセカンドライナーに打ち取ると、続く2番ダニエル・ジョンソンには制球が乱れて歩かせ、1死一塁と走者を背負うことに。しかしここで迎えた3番のクリスチャン・コスに対しては、80km/hのスローカーブを上手く高低に散らし、カウント1-2と追い込むと、最後は真ん中やや内寄り、低めいっぱいのコースを突く139km/hの直球で見逃し三振に。コスも思わず呆然となってしまうなんとも珍しい場面となった。こうした“投手・キケ”による奪三振シーンにファンからは「ヤバすぎるw」「これはビビる」「まさかの見逃しw」「いきなりガチ」「140km/h近い速球」「ガチで二刀流じゃん」と いった様々な反響が巻き起こることに。
結局、その後に制球の乱れから走者を溜め、この日は都合、5失点の“ホロ苦マウンド”となったキケであったものの、コスから奪った三振は、無論、今季の初奪三振。野手登板でマウンドに上がった昨季と2018年は、ともに奪三振0であることから、キケにとってはMLBでは初の奪三振ということになるだろうが、いずれにしかり本人もなぜかこうした登板には“謎の意欲”を見せているだけに、今後もその投球に注目したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)