次回ライブBPが投手復帰前最後となる可能性を示唆【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間16日・ロサンゼルス) …

次回ライブBPが投手復帰前最後となる可能性を示唆

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手の実戦形式の投球練習「ライブBP」は、次回が投手復帰前最後となる可能性があるとデーブ・ロバーツ監督が15日(日本時間16日)に示唆した。大谷のライブBPについて「試合で投げる前は最後になりそうか?」との問いかけに「その可能性はある。彼は投げたがっているし、とても楽しみにしている」と話した。

 大谷は10日(同11日)の敵地・パドレス戦前に術後3度目のライブBPに登板。3回想定で最多44球を投げ、1安打6奪三振をマークした。順調に球数を増やしている段階だが、打者出場をしながら右肘のリハビリをするのは大谷にしか経験していないこと。「我々は彼の話を聞こうとしている。なぜなら、これをやったことがあるのは彼なわけだから。我々にとっては初めての経験だ」。指揮官は大谷の意向を尊重する考えを示した。

 次回のライブBPについて、ロバーツ監督は「何日にやるかははっきりと分かってない」としたが、ライブBP最終登板が16日(同17日)からの本拠地・パドレス4連戦中に行われれば、6月下旬にもマウンド復帰できる。指揮官は「強度を上げることについては非常に慎重に行っている。我々は本当に近づいている。みんながワクワクしている。しかし改めて言うが、まだこの先ゆっくりとしたプロセスになるだろう」と話した。

 もっとも大谷の本格的な先発投手復帰はまだ先と考えているようだ。多くの先発投手が離脱しており、長期連戦中はブルペンデーを多用している。指揮官は「1、2回しか投げられなかったとしても、チームにとってはプラスだ」と話しており、まずは短いイニングで復帰させ、試合の中でイニング数を伸ばしていくことも視野に入れているようだ。(Full-Count編集部)