日々淡々とトレーニングをこなしているように見える大谷。しかし、その量はメジャーリーガーたちを驚かせるものだった。(C)G…

日々淡々とトレーニングをこなしているように見える大谷。しかし、その量はメジャーリーガーたちを驚かせるものだった。(C)Getty Images
プロ野球選手だからこそ分かる“凄み”が、大谷翔平(ドジャース)にはある。
それを物語るのは、彼と苦楽を共にした同僚の言葉だ。現地時間6月13日、米野球専門ポッドキャスト番組『Diggin Deep Shows』に出演したジャスティン・アップトン氏は、現役時代のエンゼルスで目の当たりにした大谷の異次元さを振り返った。
アップトン氏と大谷が共闘したのは、後者が加入した2018年から約3年間。決して共にした時間は長くはないのだが、二刀流を貫いた偉才との日々は、MLB通算325本塁打を放ったスラッガーに特大のインパクトを残していた。
とりわけ驚かされたというのが、一般的には垣間見えない日々のルーティーンだ。「本当の意味でショウヘイの凄さは毎日見てないと分からないと思う」と語るアップトン氏は、大谷が惜しまない舞台裏での猛烈な努力を明かした。
「もうルーティーンワークがとんでもないんだよ。とくに投げて、打ってと両方をやっている日のショウヘイのスケジュールは異常だよ。まず球場に来てから最初の3時間は投手モード。肩や肘のケアをやって、ウェイトとブルペン投球をする。そこからあいつは切り替える。ランチを食べたら、打つ準備を始めるんだよ。試合に向けてバッティング練習を始めて、実際にグラウンドに出て打つ。しかも4打席のフル稼働だ。それを完全なるトップ中のトップレベルでやってのけるんだ」
MLBで15年のキャリアを重ねたアップトン氏。数多のスーパースターたちとプレーしてきたレジェンドも思わず目を丸くした常人離れした日常を大谷は生きている。
さらに「あいつはどんな時も本気で一流のプレーをしている」と褒めちぎる同氏は、「あれだけの練習を重ねて、メジャーのトップ選手ってのが信じられないんだよ。俺たちが生きているうちにもう一度見られるとは到底思えないな」と脱帽した。
メジャーリーグという競争社会の過酷さを知る選手たちからも賛辞が止まらない。これこそが、大谷の偉大さを物語る一例だと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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