【明治安田J1リーグ】FC東京2ー2セレッソ大阪(6月14日/味の素スタジアム)                    …

【明治安田J1リーグ】FC東京2ー2セレッソ大阪(6月14日/味の素スタジアム)                           

【映像】相手5人を抜く40m針穴スルーパス

 これが元日本代表10番の実力だ。セレッソ大阪のMF香川真司が正確無比な40mスルーパスでゴールを演出。天才的なアシストに、ファンが大興奮している。

 注目のシーンは、C大阪がJ1リーグ第20節でFC東京と対戦した41分のことだ。1点を追いかける中、ファンタジスタがピッチで躍動する。

 香川が自陣中央で味方のクリアボールを拾い、前方を確認しながらボールを運ぶ。FC東京のMF東慶悟とMF橋本拳人が前にいたが、寄せてこないことを認知すると、右足をシャープに振り抜いた。インステップでバックスピンを掛けたボールは、相手2選手の間をすり抜け、前方に勢いよく飛んでいく。相手ディフェンスラインから抜け出していた、40m先のFWラファエル・ハットンの足元にぴたりと渡った。

 糸を引くようなスルーパスを受けたハットンは、右足のアウトサイドでトラップし、ボックス内でGK波多野豪をかわして無人のゴールに流し込む。C大阪が前半のうちに同点に追いついた。

 実況・原大悟氏は「香川から一発!追いつきましたセレッソ大阪」とシャウトし、解説・佐藤寿人氏は「香川真司らしい、針の穴を通すパス。素晴らしいパスを通しました」と称賛した。

 極上のスルーパスに、ファンもSNSで反応。「これは香川うますぎのやつか」「香川のスルーパスからハットン!」「オフ無いな、香川のパス上手すぎる」「いや、香川は天才なんやった」「香川のパスえぐい」「香川のパスやっば」「香川の縦パスすご」「これが香川真司ですわ」「神パス」「ナイスキラーパス!!」「香川のパスが極上すぎてヨダレ出る」と脱帽している。

 C大阪は71分に途中出場のMF田中駿汰のゴールで勝ち越しに成功するも、81分に今度は同点ゴールを許してタイムアップ。天皇杯2回戦・アルテリーヴォ和歌山戦から中2日と過密日程の中で迎えた今節は2ー2の引き分けに終わり、リーグ戦2連勝とはならなかった。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)