【WWE】RAW(6月9日・日本時間10日/アリゾナ・フェニックス)【映像】“リストラ”レスラー、衝撃の髪型「ビフォーア…

【WWE】RAW(6月9日・日本時間10日/アリゾナ・フェニックス)

【映像】“リストラ”レスラー、衝撃の髪型「ビフォーアフター」

 「令和の時代に何をやってるんだ!」アメリカのマットで突然現れたリストラされたレスラーがアナウンサーテーブルに飛び乗り、持参したハサミで自らの髪を大胆にバッサリとカット。この衝撃的な行動に、会場のファンはドン引き。「え、え…えっ?」と実況も困惑。日本ファンの間では「あのレジェンドの“革命”そっくり」との声も相次いでいる。

 WWE「RAW」で、1週間前に契約終了が報じられた人気ベテラン選手Rトゥルースが、まさかの電撃復帰を果たした。「マネー・イン・ザ・バンク」に突如姿を現し、“憧れの人”ことジョン・シーナを襲撃。その行動に様々な憶測が飛び交っていたが、彼の出した答えは、お気楽キャラ「Rトゥルース」の封印だった。

 中継中、観客席から黒いスウェットにフード付きのパーカー姿で登場したRトゥルースは、アナウンサーテーブルに飛び乗り、「お前たちの声が俺を呼び戻した。“トゥルースを出せ”のおかげだ」と発言。契約終了に抗議していたファンへ「俺たちの勝ちだ」と感謝の言葉を送った。この時点で、これまでのボケキャラとは異なるシリアスな空気を漂わせていたが、さらにマイクでまくし立てる。

 「みんなRトゥルースが大好きだ。俺もRトゥルースが好きだ。でも、Rトゥルースは時々あまりにも面白すぎる。優しすぎるし、なんでも許しすぎちまう」と語ると、会場には「は???」と不穏な空気が。すると「ただオレは違うぜ」と“別人宣言”。

 「もうお笑いの三流芸人キャラはやらねえ」と告げると、ファンからは失望の「ノー!」の大合唱。そんな中、突如ポケットから取り出したハサミでトレードマークのドレッドヘアを自らカット。ABEMAのWWE実況・清野茂樹アナウンサーも「え? え? え?」と困惑する中、陽キャラからの卒業を意味する“セルフ断髪式”を決行。会場は騒然となりつつも、キャラ変を歓迎する意味でスーパー手のひら返しの「ホーリーシット(クソやべえ)コール」が鳴り響いた。

 「オレはロン・キリングスだ。オレこそが“トゥルース=真実”そのもの! 以上!」と叫び、コミカルなキャラクターを捨て、シリアスな新ペルソナを打ち出した。この行動に、解説を務めた週刊プロレス・井上光記者も「いつの時代もプロレスラーの決意を示すのは“髪を切ること”」とコメント。

 案の定、日本のオールドファンからは「藤波」「飛龍革命」「ドラゴン革命」とアントニオ猪木の前で世代交代の決意を示した大レジェンド・藤波辰爾の行動や「三沢がマスクを取ったときみたいだ…」といった反応が続出。これまで“ボケ一辺倒”だった彼が見せた男らしいキャラに、「かっこいい」「見た目は強面だからな」と、そのギャップに驚きの声も多く寄せられた。(ABEMA/WWE『RAW』)