鈴木はPCAとともに打点を荒稼ぎしている(C)Getty Images またもこの二人がアベック弾だ。 現地時間6月12…

鈴木はPCAとともに打点を荒稼ぎしている(C)Getty Images
またもこの二人がアベック弾だ。
現地時間6月12日(日本時間13日)、カブスの鈴木誠也は、本拠地パイレーツ戦に「3番・DH」で先発出場し、5試合ぶりの17号ソロを含む3打数1安打1打点と躍動。3-2で競り勝ったこの試合では、“PCA”ことピート・クロウ=アームストロングも18号2ランを放ち、今季の打点数をともにリーグ2位タイの「57」としている。
【動画】「PCAが打てばセイヤも打つ」地元メディアも熱狂した鈴木誠也の17号の映像を見る
リグレーフィールドが大いに沸いたのは、6回2死走者なしの場面だ。この第3打席で鈴木は、パイレーツの先発左腕アンドリュー・ヒーニーと対峙すると、ストライクゾーンいっぱいに投じられた外角高めの4球目チェンジアップを強振。打球速度103.6マイル(約166.7キロ)、飛距離379フィート(約116メートル)を計測する一発が左翼席に飛び込んでいった。
この試合中、シカゴのスポーツ情報を発信している『Bleacher Nation』は、「セイヤ・スズキがPCAを追走」と題した速報を掲載し、止まらない両雄の活躍ぶりに注目。「どうやら“弟分”との間で本塁打競争が繰り広げられているようだ。PCAがホームランを打てばセイヤも打つ。その逆もまた然り、といった具合に」と報じている。
さらに記事内では、「PCAが高めの球を打てば、セイヤも同じようにやってのける」と続け、“シンクロしていた打ち方”にも注目している同メディア。「あの形で打ち抜いたのは見事だ」と鈴木の一撃を称賛すると、より高いボール球を右翼席へ運んだPCAに「軍配が上がっている」と報じており、傑出した二人のパフォーマンスを大いに楽しんでいるようだ。
また、今回の一発で記念すべきメジャー通算250打点に到達した鈴木。打撃好調を維持する“弟分”とともに、今後も彼のバットから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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