◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープン 初日(12日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6558yd(パー72)…
◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープン 初日(12日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6558yd(パー72)
決して絶好調ではない。「そんなにたくさんチャンスがあったわけじゃないけど、バーディをとれるところでとれた一日です」。3アンダー「69」で滑り出した佐久間朱莉は気恥ずかしそうだ。
バーディを狙いたい序盤12番(パー5)でフェアウェイに残ったものの、ドライバーショットが右に出た。2打目も引っかけ気味に左ラフへ。チャンスを作れずパー止まり。あるいはナイスパー。そんなホールを重ねながら3バーディ、3週前に優勝した「ブリヂストンレディス」第3ラウンド以来のボギーなしで踏ん張った。
0勝ながらメルセデスランキング8位と躍進した昨季、1度もなかった2週連続予選落ちを喫して迎えた今大会、前日のプロアマ戦で宮里藍さんと初めて一緒にプレーした。ゴルフを始めた3歳の頃からテレビで見てきた憧れの人。妙に鮮明に覚えているのは、藤倉コンポジットの「黄色いクルクルしたデザイン」(佐久間)のシャフトを使っていたこと。「今もフジクラのシャフト、使ってるんですね」とマニアックな質問をぶつけると「えー?そんなとこ見てるの?」と笑われた。
佐久間は「私も背が高くないし(小柄な宮里さんと)同じようなスタイルと思っているので」と言いつつ「今の私の状態がわかるのか“頑張って”じゃなく“楽しんで”とか“のびのびプレーして”とアドバイスしてくださった。それがすごくうれしくて」と振り返る。
この日のプレー中にも、宮里さんの存在を意識した場面もある。序盤の11番パー3。横長のグリーンで、ピンは左奥ギリギリに切られていた。今大会のコースセッティング担当は宮里さん。4日間で1度はある場所だが「初日にあそこなんだ」と思った。そんなレジェンドの感性と向き合う大会。イマイチの状態が続くショットについて「きょうプレーしていて、なんとなく修正できてきた部分はあるけど、もっと精度が上がれば、チャンスも増えるはず」。まずは予選通過を決め、3週ぶりの決勝ラウンドでぜひ、優勝争いに加わりたい。(神戸市北区/加藤裕一)