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6月12日(現地時間11日、日付は以下同)。フェニックス・サンズと、ケビン・デュラントのビジネスパートナーを務めるリッチ・クライマンは、この1週間で何度か話し合いの場を持ち、トレードのシナリオについて調べてきたと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。
現時点で、デュラント獲得に関心があるチームとしてヒューストン・ロケッツ、サンアントニオ・スパーズ、マイアミ・ヒート、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ニューヨーク・ニックスの5チームが挙がっているという。
NBAではオクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによる「NBAファイナル2025」が繰り広げられていて、このシリーズが終了して一夜明けると、各チームは今夏フリーエージェント(FA)になる自チームの選手との交渉が解禁となる。
同メディアによると、サンズとクライマンは引き続きトレードに向けた話し合いをしていき、6月26、27日の「NBAドラフト2025」前にトレードに向けたトークが激化する見込みとのこと。
ウェスタン・カンファレンス11位の36勝46敗で今シーズンを終えたサンズで、デュラントは62試合に出場して平均26.6得点6.0リバウンド4.2アシスト1.2ブロックに加えて、フィールドゴール成功率52.7パーセント、3ポイントシュート成功率43.0パーセント(平均2.6本成功)、フリースロー成功率83.9パーセントを記録。
デュラントは9月末に37歳を迎える大ベテランながら、現在もリーグ有数の実力者の1人。来シーズンの年俸は約5471万ドル(約78億7824万円)と超高額ながら、現行契約は残り1年間のため、ここまでに挙げた5チーム、あるいはそれ以外のチームがダークホースとして入り込み、ドラフト前にトレードが成立することになるかもしれない。
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