【MLB】パドレス 111 ドジャース(6月10日・日本時間11日/サンディエゴ)【映像】完全に二刀流!?キケの実際の投…

【MLB】パドレス 11—1 ドジャース(6月10日・日本時間11日/サンディエゴ)

【映像】完全に“二刀流”!?キケの実際の投球映像

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したパドレス戦で、キケ・ヘルナンデスが野手登板。“守護神キケ”がまたもや話題をさらった。

 0-9とドジャースが大量ビハインドの6回裏、2死一塁の場面でロバーツ監督が笑顔でマウンドへ。2番手サウワーに降板を告げると、現れたのはド軍の“名物投手”キケだった。

 このとき、バックネット裏の観客席では、キケの登板に反応して敵地のファンたちが一斉にスマホを掲げ撮影を開始。まるで“スターの登場”を喜んでいるかのような光景となった。

 登板直後こそ四球を与え2死一、二塁とピンチを広げたものの、続く打者をわずか1球でセンターフライに打ち取り、“ドヤ顔”でマウンドを降りる。試合の実況を務めた生明辰也アナウンサーも「抑えてやったぜ!という表情とばかりに、キケ・ヘルナンデスがマウンドを降ります」と、その表情に注目していた。

 その後も8回までの2回1/3を36球で投げ抜き、被安打3、失点2(自責1)と堂々の内容。これまで“防御率0.00の男”として伝説化していたキケに今季初失点が記録されたものの、その姿勢と内容には称賛の声が続出した。

 登板時には「キケ!?」「6回から!?」「ロバーツ笑ってるw」「もはやエース」「DHのP二人目か」など、試合展開を忘れて“エンタメショー”化したコメントが殺到。そして、センターフライでピンチを切り抜けた直後には「ないす守護神」「さすキケ」「ナイスクローズ」「ぺトコでも盛り上がるキケ」「さすが防御率No. 1の守護神!w」「強者のオーラw」など、“キケ劇場”の盛り上がりが広がった。

 キケは大谷と交代していたこともあり、その後は7回、9回の打席にも立ち、“リアル二刀流”として注目を集めた。いずれも空振り三振に倒れたものの、“野手なのにマウンドも守る”というキケの特異な立ち位置は、今やドジャースにとって“敗戦処理”以上のエンタメピースとなっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)