及川は無失点を続けるなど、安定した投げっぷりが光る(C)産経新聞社 阪神は10日の西武戦(ベルーナドーム)に2-4の逆転…

及川は無失点を続けるなど、安定した投げっぷりが光る(C)産経新聞社
阪神は10日の西武戦(ベルーナドーム)に2-4の逆転負け、連勝は4でストップとなった。
リリーフ左腕の登板内容が誤算だった。
2点リードで迎えた8回に3番手で登板した桐敷拓馬は一死一、二塁からタイラー・ネビンに適時二塁打を浴びるなど、3本の適時打を許す乱調、一死満塁から出た4番手の漆原大晟も西武打線の勢いを止められず、この回4失点で逆転を許した。
自慢のリリーフ陣が7回終了時にリードした時点から逆転負けとなったのは異例のこととあって、大きく注目を集めた。
昨年70試合登板とフル回転となった桐敷は今季すでに1度、抹消されている。1試合4失点は救援としてはキャリアワーストともなった。
裏を返せば、ここまで安定したパフォーマンスでチームを支えてきただけにやり返しの姿勢を待ちたいところだが、このところブルペンでは剛腕、石井大智の負傷離脱という大きな出来事があったばかり。
今季はここまで24試合に登板し、17ホールド、3セーブ、防御率0.36と圧巻パフォーマンスでチームをけん引してきただけに、今後の終盤の救援陣の運用も注目される。
その意味で今後の「8回の男」としてひそかに注目されているのは、ここまで安定したパフォーマンスを示すプロ6年目左腕の及川雅貴にもある。
及川は10日のゲームでも6回無失点と好投した才木浩人の後を継いで、7回から2番手で登板。先頭の山村をニゴロに仕留めると、続く長谷川信哉には外角低めのツーシームで右飛とし、9番の古賀悠斗を一ゴロと1イニングを12球、無安打で三者凡退に抑えた。
これで6試合連続無失点、3試合連続となる14ホールドを記録、今季はここまで26試合に登板、防御率0.71、奪三振率9.95と圧巻パフォーマンスを残す。切れ味抜群のスライダー、カットボールなど変幻自在の投球で打者を封じ込めている。
離脱した石井の分までと奮闘した姿を示している左腕にはファンの間からも「今のブルペンで間違いなく、1番安定している」「今年の成長ぶりは凄い!」など評価の声が高まっている。
ここまでは柔軟な起用が目立つが、勝負の夏場に向けて「勝利の方程式」をいかに構築していくか。藤川監督の起用法にも引き続き、注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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