「上海ロレックス・マスターズ」(10月8日~10月15日/中国・上海/ハードコート)のダブルス決勝で、ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)とルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)が…

「上海ロレックス・マスターズ」(10月8日~10月15日/中国・上海/ハードコート)のダブルス決勝で、ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)とルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)が対戦。コンティネン/ピアースが6-4、6-2で優勝を飾った。

トロフィーを掲げるのにあと少しというところに来てから1年後、2人は「上海ロレックス・マスターズ」のタイトルを手にした。

コンティネンとピアーズは先週の「チャイナ・オープン」でもタイトルを獲得しており、今月は中国の地で輝かしい成功を楽しんだとATP公式サイトが報じている。2人は勝利の波に乗り、ダブルスの年間レースランキングでトップの座にあるクボトとメロに360ポイント差までこぎつけた。両ペアとも「ATPファイナルズ」への切符はすでに獲得している。

2人は圧倒的に絶好調で、コンティネンがフォアハンドを前方のエッジに打ち込むとともに、早い時間でのブレークが試合の方向を決めた。クボトとメロも粘ったがサービスを破ることはできなかった。

コンティネンとピアーズは、ツアーレベルの決勝ではチームとして驚異的な9勝1敗。今年は4勝0敗で「全豪オープン」、「シティ・オープン」、「チャイナ・オープン」とこの「上海ロレックス・マスターズ」で勝利を上乗せした。

2人はペアを組んでまだ2年。コンティネンは27歳、ピアーズは29歳と脂の乗った年齢だ。これからもどれだけタイトルを上乗せしていくか注目だ。(テニスデイリー編集部)※写真は「上海ロレックス・マスターズ」ダブルス優勝を飾ったコンティネンとピアーズ

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)