サッカーJ2水戸ホーリーホックは8日、アウェーでカターレ富山と対戦して1―0で競り勝ち、クラブ新記録のリーグ戦6連勝を…

 サッカーJ2水戸ホーリーホックは8日、アウェーでカターレ富山と対戦して1―0で競り勝ち、クラブ新記録のリーグ戦6連勝を飾った。同日時点で順位は20チーム中3位(10勝5分け3敗、勝ち点35)に浮上し、首位のジェフユナイテッド千葉との勝ち点差も2まで詰め寄った。

 前半から水戸は、富山のパスサッカーに対して、つなぐ先の選手らを自由にさせない守備が光った。すると終了間際の43分、DF板倉健太選手の浮かせた縦パスにFW寺沼星文選手が抜け出してループシュート。相手GKの頭上を越えてゴールネットを揺らした。

 後半は富山に攻め込まれる場面もあったが、水戸のGK西川幸之介選手が好セーブを連発するなどして守り切った。駆けつけた約300人のサポーターも選手を後押しした。

 次戦は14日、ホームのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)にサガン鳥栖を迎える。J1自動昇格圏(2位以上)が目前で、負けられない一戦となりそうだ。(原田悠自)