■首位浮上を狙うRB大宮が最下位の愛媛と対戦【J2リーグ第17節 6月8日 14時03分キックオフ 大宮 1ー1 愛媛 …

■首位浮上を狙うRB大宮が最下位の愛媛と対戦

【J2リーグ第17節 6月8日 14時03分キックオフ 大宮 1ー1 愛媛 NACK5スタジアム大宮】

 順位と結果が必ずしもリンクしないのが、サッカーというものである。

 J2リーグ17節の未消化分3試合が、6月7、8日に行なわれた。そのうちのひとつが8日、NACK5スタジアム大宮で開催され、2位のRB大宮アルディージャが最下位の愛媛FCを迎えた。

 大宮はここまで勝点34で、首位のジェフユナイテッド千葉とは3差である。この試合で2点差以上の勝利をつかめば、首位に浮上することができる。

 愛媛は開幕から下位に沈み、5月18日の16節後に監督を交代した。石丸清隆監督が解任され、青野慎也ヘッドコーチが指揮している。それに伴ってシステムが変更され、4-4-2から3-4-2-1へ移行された。RB大宮は3-4-2-1が基本布陣で、この試合はミラーゲームとなった。RB大宮は3バック中央を担うCB市原吏音が、U-20日本代表の活動でチームを離れている。

 ホームチームの攻撃にスイッチを入れるのは、ブラジル人CBガブリエウだ。市原の不在で3バック中央に入ったキャプテンは、14分に右シャドーのFWカプリーニへ縦パスを刺し込む。アタッキングサード手前ほぼ中央でパスを受けたカプリーニが周囲と連動し、相手守備陣を揺さぶることができた。

 30分にも、ガブリエウの縦パスが相手守備陣を攻略するきっかけとなる。右サイドから中央へポジションを映したカプリーニへ、背番号55が再び縦パスを刺し込む。3バックと2ボランチの間でカプリーニがパスを受けることによって、RB大宮の攻撃陣は相手よりも先にアクションを起こすことができたのだった。

■バリエーション豊富なセットプレーから得点を狙うが

 前半からボールを握り、ゲームをコントロールしているのはRB大宮である。愛媛にシュートを許す場面はあったものの、失点を覚悟するような場面は与えていない。

 前半を0対0で折り返したRB大宮は、セットプレーから愛媛のゴールを脅かす。バリエーション豊富なCKはチームの強みとなっており、この試合では50分の左CKでスタンドを沸かせた。

 MF泉柊椰がグラウンダーのパスをペナルティアーク付近へ通すと、MF小島幹敏がシュートフォームに入りながらスルーする。小島の背後からフリーで走り込んだカプリーニが左足を振ったが、相手選手にブロックされた。

 この直後の右CKからは、決定的なシーンを作り出す。カプリーニがゴール前中央へボールを供給すると、FWファビアン・ゴンザレス、CB村上陽介、ガブリエウの動きによって、FW杉本健勇の前にスペースを作り出す。相手のマンマークを受けながら杉本が空中戦に競り勝ったが、ヘディングシュートはわずかにゴール左へ逸れたのだった。

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