及川は5試合連続無失点中、安定したパフォーマンスが光る(C)産経新聞社 阪神は8日のオリックス戦(甲子園)に8-1と完勝…

及川は5試合連続無失点中、安定したパフォーマンスが光る(C)産経新聞社

 阪神は8日のオリックス戦(甲子園)に8-1と完勝。注目された「関西ダービー」に3連勝と力の差を見せつけ、交流戦単独首位に立った。

【動画】2戦連発!虎の主軸、森下が2年連続2桁となる10号3ランをマークしたシーン

 3回二死一、二塁で森下翔太が2戦連発となる10号3ラン、8回には主砲、佐藤輝明が満塁弾を放ち、オリックスを突き放した。打線の援護もあり、先発したドラフト1位左腕の伊原陵人は5回6安打1失点で5勝目をマークした。

 ただ毎回走者を出すという内容もあり、藤川球児監督は5回で伊原をおろすと継投に入った。

 3点リードの6回に上がってきたばかりの2年目右腕、石黒佑弥、7回にニック・ネルソンを投入。石黒は先頭の廣岡大志に四球を与えるも、後続を断ち、無失点。7回からマウンドに上がったネルソンも三者凡退、無失点に抑えた。

 そして3点リードの8回からマウンドに上がったのは今季抜群の安定感を誇る左腕、及川雅貴だ。

 先頭の中川圭太を味方失策で出塁を許すも落ち着いていた。当たっている廣岡には149キロストレートで見逃し三振を奪うと、4番に入った紅林弘太郎にはカットボールで中飛に打ち取る。

 1回無安打無失点、これで登板5試合連続無失点、ここまで25試合に登板し、防御率0.74、24.1イニングに登板し、28奪三振、奪三振率は脅威の10.36と圧巻のパフォーマンスでチームを支えている。
 
 チームではここまで24試合登板、防御率0・36の成績を残していた石井大智が6日の試合で側頭部に死球を受けて、登録抹消になるというショッキングな出来事があったばかり。

 今季のブルペンで石井の安定感、存在感は大きかったとあってショックも大きいが、6年目左腕が躍動した姿で最強リリーフ陣を盛り立てている。

 及川の力投にはファンの間からも「ブルペンで1番、安定感がある」「本当に成長した」「完全に覚醒したな」「今のところ、影のMVPかも」など活躍をたたえる声が続々と上がっている。

 投打がかみあっての快勝が続くチームは火曜日から西武と戦う。こちらも安定した投手力で知られるチームだけに、引き続きの見どころあふれる戦いを期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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