◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日(8日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー…

昨年2位の古江彩佳はことしも優勝に届かなかった

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日(8日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6263yd(パー71)

最終組の1つ前の組から出た古江彩佳は、3バーディ、2ボギーの「70」で回り、トップと4打差の通算11アンダー4位で終えた。最終日は1打差2位からスタートし、前半3番(パー5)でバーディが先行。コースに吹き込んだ強い風に対し、「うまく耐えながら、バーディチャンスをしっかり獲っていければ」と予選2日間とは違うタフなコースコンディションも受け入れながら幸先よく滑り出せた。

途中から霧雨が降り続け、さらに難しいコンディションに

前日の大雨により地面は湿り気があり、上空は厚い雲に覆われた。「雨がだんだん強くなってグリーン上が結構重くなった。グリーンスピードをジャッジするのが難しかった」。アゲンストの風が吹いた4番、6番で2打目をグリーン左に外し、6番では2パットを要してボギーとした。

水気を含んだコースでは、ショットのスピン量が大きく上下し、想定以上に曲がることがある。折り返した時点でトップとは2打差。「うまく伸ばせないフラストレーションがたまるゴルフだった」。後半10番のバーディで1打差に縮めた後は、チャンスに恵まれない展開が続いた。

スコアを伸ばすチャンスを生かせず、苦しい時間が続いた

終盤に差し掛かった16番で2つ目のボギー。2本のクラブで迷った2打目をグリーン左横に外した。「(乾いた状態だったら)上の番手のクラブでスピンをかけて打てたけど、奥にキャリーするのが怖かった」という選択が裏目に出た。昨年2位だった大会で、ことしは首位と1打差のスタートを生かせなかった。

米女子ツアー3勝目、念願の米本土での初優勝とはいかなかったが、連続で予選落ちした直近2試合の状態を思えば、「悔しいけど、いいプレーはできたと思う」と自信は戻ってきた。「パッティングも良かったし、ショットも結構安定できた。調整した部分がうまくいったということだと思うのでこれを続けていければ」と、12日(木)開幕の「マイヤーLPGAクラシック」(ミシガン州ブライズフィールドCC)を見据えた。

自信をふくらませるプレーはできた

翌週には今季メジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(テキサス州フィールズランチ イースト)が控える。開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から今大会まで、14試合連続でトップ10にいる日本勢を引っ張るひとりであり続ける。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)