関東最強ギャングの元最高幹部で“人刺しの裕”という異名を持つ男がブレイキングダウンのオーディションに電撃登場。一時、余…
関東最強ギャングの元最高幹部で“人刺しの裕”という異名を持つ男がブレイキングダウンのオーディションに電撃登場。一時、余命宣告を受けた時期から格闘技を通じて劇的な復活を遂げた男が、戦慄の“一撃”カウンターによる衝撃KOで会場を沸かせ、まさに“一発”で本戦出場を勝ち取ってみせた。
8日、朝倉未来のYouTubeチャンネルにて、1分1ラウンドで最強を決める『BreakingDown16』オーディション初回の模様が公開された。7月13日に開催される「16」は初の大阪大会ということもあり、いきなりひな壇にいた村田将一やレオに喧嘩をふっかける者など、1組目のグループから気合いの入った出場志願者たちがそろった。
その中でも異彩を放ったのが“人刺しの裕”こと内藤裕。かつて千葉のギャンググループ「KGB」の最高幹部として、他グループとの抗争中に刃物で刺したことからその異名がついた。朝倉兄弟の名が広まるきっかけとなった格闘技イベント『THE OUTSIDER』にも出場しており、朝倉海が負けた渋谷莉孔に判定勝ちするという実績も残している。
近年はアルコールに溺れ、膵炎も発症し、医者からは「あと一カ月で死にますよ」というところまで落ちぶれていたというが、「格闘技しかない」と一念発起。48歳になる今はアンディ南野が主催する『マネーファイト』で試合を重ねる。そんな内藤が相手に指名したのはレオ。「若い勢いが好きだから」と面前で交渉しにいくも「お前アル中やろ?適当にそいつらとやっとけ」と突き飛ばされ取っ組み合いの喧嘩が勃発。
それを見た審査員の溝口勇児から「レオとやりたいと言っている人たちが他にもいるんでスパーリングを…」と促され、内藤は“レオに恨みを持つ男”こと伊藤諒と本戦出場をかけて対決。するとものの数秒、内藤の右カウンターが伊藤の顔面をとらえTKO勝利。ギャラリーからも「スゲー!」と声もあがった格闘センスを活かし、約30歳年下のレオと闘う。