大谷の日常を間近で見つめているベッツは、その姿に驚きを隠さなかった。(C)Getty Images 苦楽を共にしたからこ…

大谷の日常を間近で見つめているベッツは、その姿に驚きを隠さなかった。(C)Getty Images

 苦楽を共にしたからこそ、異次元のスター性に驚きは隠せない。

 現地時間6月6日にポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」に出演したラーズ・ヌートバーと番組ホストを務めるムーキー・ベッツが、大谷翔平に対する想いを語った。

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 いまや老若男女問わずに彼の名を知り、その姿を見ない日はない。お茶の間をもにぎわせる時代の寵児となった大谷を目の当たりにし、ヌートバーは「日本では誰もがショウヘイのことを知っていたんだ」と告白。ワールド・ベースボール・クラシックで侍ジャパンの一員として共に戦った二刀流スターの凄みを語った。

「俺はコロナ渦にマイケル・ジョーダンのドキュメンタリーを見たんだけど、彼が部屋に閉じこもって、『ここから出られないんだ』って葉巻を吸うシーンがあったんだ。あれはまさにショウヘイそのものだと思ったね。それでもショウヘイは上手く対応していると思うし、幸せそうではある。でも、日本だと本当に一歩も歩けない。マジでやばいよ」

 これに「本当にそうだよな」と同調したのは、ドジャースの同僚であるベッツだ。日夜、偉才の行いを間近で目にしている32歳は、こう告白している。

「本当に負担はあると思う。日本での開幕シリーズではちょっと歩くのも難しいぐらいだった。世の中の人は、有名になりたがる人が多いけど、でも実際に有名人がどういう風に生きているかを見ると考え方が変わると思う。俺はショウヘイの生活スタイルを見ると、『マジか……ちょっとキツイな』って思うよ」

 かくいう両雄もメジャーリーグでスター街道を歩んでいる。そんな二人が「マジでやばい」と語る大谷の生活は、相当にシビアだと言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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