西田とのタイトル統一戦に挑む中谷。(C)CoCoKARA next 互いに王座統一に向けた準備は万端だ。【動画】クエジャ…

西田とのタイトル統一戦に挑む中谷。(C)CoCoKARA next

 互いに王座統一に向けた準備は万端だ。

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 6月7日、ボクシングの世界バンタム級2団体統一戦(6月8日/東京・有明コロシアム)に向けた前日計量が行われ、WBC王者の中谷潤人(M・T)が53.3キロ、IBF王者の西田凌佑(六島)が53.4キロで、それぞれ一発パス。無事に試合開催の流れに至った。

 前日の会見で「西田選手に勝つことにだけ集中してきた」と語った“ビッグバン”こと中谷は、無事の計量クリアに白い歯を浮かべた。筋骨隆々に引き締まった圧巻の肉体は、状態の良さを感じさせる。今回は約1か月間の米国合宿に栄養士を帯同させ、野菜中心のヘルシーメニューを取り入れ、自己管理を徹底。「体調はいい」とこぼすように、バンタム級に昇級して5戦目とあって調整も慣れたものだ。

 直後に行われたフェイスオフでは、およそ15秒間にわたって睨み合った。そこに殺伐とした空気は感じられなかったが、互いに打ち合う覚悟を決めた大一番を控えた“嵐の前の静けさ”といった様相だ。

 栄光の一戦を前に囲み取材では「筋肉量を落とさずにベストの身体がつくれた」と笑みを浮かべた中谷は、「期待してもらいたい」とも発言。西田へのリスペクトを示しつつ、自身の悲願であるパウンド・フォー・パウンドのトップに向けて邁進していく、覚悟を新たにした。

[取材・文/構成:ココカラネクスト編集部]

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