5月初旬に米国で開かれた世界最高峰のチアリーディングの世界大会に、千葉県いすみ市に拠点を置く「外房チアリーディングクラ…

 5月初旬に米国で開かれた世界最高峰のチアリーディングの世界大会に、千葉県いすみ市に拠点を置く「外房チアリーディングクラブ コースターズ'99(ナインティーナイン)」が初出場し、16歳以下の部で初優勝を果たした。「愛されるチームを目指し、これからも努力する」と、改めて意気込む。

 コースターズは、2014年に保育園児8人を対象に百瀬咲子さん(45)がボランティアで始めたチア教室が発展して、16年にクラブに移行した。現在は、百瀬さんを含めチア経験のある母親や理学療法士の資格をもつ父親ら7人で、保育園児から高校生の112人を指導している。

 「九十九里浜に打ち寄せては広がる波のように、チアリーディングを通してたくさんの方々に笑顔を届ける」として、クラブ名の「'99」には九十九里の意を込めた。

 米フロリダ州で5月に開かれた世界大会「ザ・サミット2025」には、選抜された小6~高1の17人が出場し、演技の難易度で分けられたレベル2にエントリーした。

 各国を勝ち抜いた51チームが出た初日のセミファイナルをトップで通過し、翌日のファイナルも本場米国や英国などの強豪を上回る最高得点をマークしての完全優勝だった。

 選手や指導者は帰国後の5月15日、優勝報告に市役所を訪れ、太田洋市長らから祝福を受けた。

 取材に対して、県立大原高校1年で副キャプテンの内田芽花(めいか)さんは「最強で最高の17人。私自身、やめたいと思った時期もあったが、国内大会での結果がついてくると達成感を味わい、いつの間にかここまでやって来られた」と話した。

 百瀬さんは「祝福に感謝したい。自分たちの成長を感じられる、納得のいく演技を目指し、より高いレベルを追求していきたい」。百瀬さんとチームを支えてきた選抜チームのヘッドコーチ、土屋理江さん(42)は「子どもたちの目標をかなえさせようと練習内容を考えてきた。これからも子どもたちが細く、長くチアを続けていける環境を守れるよう、私も頑張りたい」と話した。(原口晋也)