◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 初日(6日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州…
◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 初日(6日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6263yd(パー71)
2016年から2桁アンダーの優勝スコアが続く大会で、渋野日向子は悔しいイーブンパー65位発進となった。午前8時10分にティオフした初日を3バーディ、3ボギー「71」。「出遅れたくなかった」と巻き返しの機会を探り続けた一日だった。
前半3番(パー5)でバーディを先行。7番(パー3)はティショットが左からの風に流されてグリーン右手前のガードバンカーに入りボギーを喫した。8番はピンを狙うのに絶好だったフェアウェイから2打目をグリーン奥のラフに打ち込み、3オン2パットで連続でスコアを落とした。
序盤は右ラフに飛ぶことが多かった1Wショットが、ホールを進めるごとにフェアウェイを捉えるように。11番(パー3)では10m以上のバーディパットを沈め、15番(パー3)でもスコアを伸ばした。嫌な流れを断ち切れたように見えたが、17番(パー3)でボギー。「ドライバーショットはすごく良いかと言われるとそうでもない。パッティングがどこかで入れば流れをつかめたかなって。まあ腹立つゴルフでした」と悔しがった。
「左足に流れるようなスイングはしたくない」という。決めたスタンス内で体重移動をするよう意識しているが「(風が)アゲンストだった17番のパー3はやっぱり“ヘニャヘニャ”ボールだったので、そういうところでしっかり振り切れたら」と反省した。「ちょっとずつピンに寄っているような感じはあって良かったけど、それを生かせなかったのが残念」と話した。
7位で終えた前週「全米女子オープン」の流れを維持して、週をまたいでも優勝争いに食いこみたい。「パットは入ってくれたのよりも悔いが残る方が多かった。先週とは違うグリーンの分、打ち切れなかった。しっかり攻めていけるようにしたい。風と友達になれるように」とめげずにスコアメークに励む。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)