◇国内メジャー第2戦◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2日目(5日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇予…
◇国内メジャー第2戦◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2日目(5日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇予選ラウンド7397yd(パー70)、決勝ラウンド7430yd(パー71)◇晴れ(観衆2681人)
日大在学中にアマチュア競技で争ってきた同学年のライバルたちが、プロの世界でも大きな刺激と支えになっている。レギュラーツアー本格参戦1年目の24歳、古川龍之介が通算1アンダー7位タイで週末へ。「追いつき、追い越せの気持ちで頑張りたい」と、大会初出場のメジャーで自らを鼓舞した。
他校出身の同学年には、2023年の国内ツアー賞金王で欧州ツアーを主戦場に移した中島啓太(日体大)、22年「日本オープン」で95年ぶりのアマチュア制覇を果たした蝉川泰果(東北福祉大)、ツアー通算6勝の平田憲聖(大阪学院大)ら飛躍を遂げた選手たちがそろう。そんな“豊作ぞろい”の世代にあり、古川は日大3年時の2021年に「日本学生ゴルフ王座決定戦」を制覇。蝉川や1学年後輩の杉浦悠太らを抑えてタイトルを手にした。
しかし、22年末のプロ転向後はライバルたちが遠く先へ行く。2年目の24年は「ANAオープン」8位、「KBCオーガスタ」10位と2回のトップ10を決めたが、ツアー定着には至らない。今季は昨年の下部ツアー賞金ランキング上位の資格で初のレギュラー出場権(前半戦)を手にし、ようやくスタートラインに立つことができた。
主な日大同期には、今週出場している前田光史朗、新村駿らがいる。「光史朗は2年前からシードを獲って。練習ラウンドとか、ベテランのプロキャディさんを紹介してもらったりと、お世話になりまくりですね」。ツアーに加わって間もない古川にとって、支えてくれる同期は心強い存在だ。
正確なティショットとセーフティなマネジメント力を強みとする一方、プロツアーでは「それだけでは限界がある」ことを実感している。「飛距離や、スピン量でボールを止める技術」など、ライバルたちと再び台頭に争うにはたくさんの課題がある。
目下のターゲットは「上位で決勝ラウンドに進めていれば、いつかは出来ると思っている」と話す、上位65人までが得られる賞金シードの獲得だ。2週前の「日本プロゴルフ選手権」では2学年上の清水大成が初優勝をメジャーで飾り、先週の「ミズノオープン」でもOBの阿久津未来也がツアー初タイトルを手にした。39位から「68」でジャンプアップした勢いにも乗って、先輩たちの活躍に続きたい。(茨城県笠間市/塚田達也)