バティは犠飛で1打点を挙げたが…(C)Getty Images 勝敗を分けるワンプレーだった。 現地時間6月5日(日本時…

バティは犠飛で1打点を挙げたが…(C)Getty Images
勝敗を分けるワンプレーだった。
現地時間6月5日(日本時間6日)、ナ・リーグ東地区の首位に立っているメッツは、敵地ドジャースタジアムでドジャースとのカード最終戦に挑み、5-6で惜敗。試合終盤に致命的な判断ミスを犯した三塁手ブレット・バティは、「あの状況であってはならないことだ」と試合後に猛省している。
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ドジャースが1点を追う8回1死三塁の場面で、5番アンディ・パヘスの平凡な三ゴロに素早く反応したバティ。三塁走者ウィル・スミスを本塁で刺そうとするが、送球が中途半端なワンバウンドになり、これを捕手フランシスコ・アルバレスが捕球できず。投手リード・ギャレットがカバーに入るが、タッチは間に合わなかった。
この結果に本人も落胆の色を隠せない。ニューヨークに拠点を置くスポーツ専門局『SNY』の動画内では、試合後、自身の判断ミスを猛省するバティの姿が収められており、「一度本塁に投げるふりをした。それでスミスが(三塁に)戻ると思ったが、結局(本塁に)行ってしまった」と悔しそうに状況を振り返っている。
また、「本当に、本当に愚かなミス。あの状況ではあってはならないことだ」と続けた25歳の若武者は、「もっと早く球を投げ、彼(スミス)を三塁に戻させるべきだった。本当に、本当にひどいプレーだ」と強調。「8回に入るまでチームがリードしていたのに、あのプレーで同点になる。すごく残酷だ」と唇を噛んでいた。
なお、この4連戦は2勝2敗で終了。ドジャースとの今季レギュラーシーズン7戦は、4勝3敗でメッツの勝ち越しが決まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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