JRAは6日、第75回安田記念(東京/GI、芝1600m)の枠順を発表した。現4歳世代のトップマイラー・ジャンタルマンタ…

JRAは6日、第75回安田記念(東京/GI、芝1600m)の枠順を発表した。

現4歳世代のトップマイラー・ジャンタルマンタルは5枠10番、昨年悲願のマイルGI馬となったソウルラッシュは7枠13番、国枝厩舎の管理馬でルメール騎手を背に挑むシックスペンスは1枠1番から発走する。

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■勝ち星は外枠に集中

過去10年、最多4勝を挙げるのは7枠で【4.1.3.16】、複勝率もトップの33.3%を記録。次点が3枠【2.1.1.15】と5枠【2.1.1.16】が2勝ずつで、単勝回収値も100以上をマーク。他は、4枠が2024年ロマンチックウォリアーで1勝、8枠が23年ソングラインで1勝。それ以外は0勝と勝ち馬の成績に偏りがある。

全体で見ると、5~8枠【7.4.7.71】勝率7.9%、単勝回収値157に対して、1~4枠【3.6.3.30】勝率4.2%、単勝回収値36と、勝ち星は断然外枠優勢で、内めの枠は2着が多い。また1~4枠の好走馬12頭はすべて5番人気以内で【3.6.3.15】の成績。一方、5~8枠は5番人気以内が【3.3.4.13】勝率13.0%、複勝率43.5%、6~9番人気が【4.1.2.22】勝率13.8%、複勝率24.1%と、勝率でいえば伏兵ゾーンの期待値が高い。ただし、2番人気以内は1~4枠【2.2.1.1】で、5~8枠【0.2.3.5】と、人気馬を頭で狙うなら内めの枠に入った方を選ぶのがベター。とはいえ、2番人気以内なら基本的には枠に関わらず、軸としての役割は果たしてくれる。

ソウルラッシュは好枠の7枠。当日上がり2位以内の末脚を使えた馬が【3.1.3.1】と好成績を収めており、昨年のような脚が使えれば上位争い必至だ。一方、シックスペンスは複勝回収値が23ともっとも低い【0.1.1.15】の1枠。ここは割り引いても。

スピード勝負で速い末脚も求められる本レース。逃げ先行馬は【2.4.1.38】だが、2020年以降は馬券絡みがない。7頭中5頭は1桁馬番から好走しているものの、7回の好走のうち、6回がロゴタイプ、モーリス、アエロリットによるもの。アテにできるデータではないが、どちらかと言えば内めの枠がよさそう。ジャンタルマンタルは10番枠とやや遠く、上記3頭ほどの力があるのか見極めが必要。

中団以下の差し馬で上がり2位以内の末脚を使った馬は、5~8枠が【5.1.3.4】勝率38.5%、複勝率69.2%、単回収値731、複回収値220を記録。対して1~4枠のそれは【0.2.0.5】と、末脚を炸裂させた馬自体が少ない。

ハイレベルな府中のマイル戦になると、内枠の先行馬がロスなく運んだとしても相当なスピードの持続力が求められ、長い直線で沈んでしまうし、差し追い込み馬が内でロスなく運んでも、垂れてきた先行馬が進路をふさいでしまうなど、やりにくい条件が揃いがちであることが影響していそうだ。また向こう正面の直線が長いため、スタート後の内外の有利不利はあまりなく、最後の直線の仕掛けるタイミングが重要。基本的には、過去に上がり3F32秒台、33秒前半の末脚を駆使して重賞を好走した経験がある、外めの枠に入った馬から印をつけた方がいいだろう。ジュンブロッサム、サクラトゥジュール、ウォーターリヒト、ブレイディヴェーグは人気以上の結果に期待できそうだ。

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