◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 事前(5日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州…
◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 事前(5日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6263yd(パー71)
前週「全米女子オープン」の最終日、渋野日向子は涙を流した。最終組の一つ前の組で回り、スコアを落としながら7位フィニッシュ。「3日目に初めてネリー・コルダ選手と回って、最終日は竹田麗央選手と。いい雰囲気で、緊張感があった。自分の中ですごく経験になった」と晴れやかに振り返った。
優勝争いの懸かった最終日は、それまでの3日間と変化があったという。「やっぱりちょっと違った。(普段は)あんまりないミスが出てダボをたたいたし。でも“こうなるよな”とも思いながら回ってはいた」と話す。「ミスとして目立っていなかった感じはあったけど、自分の中では曲がり散らかしていた感覚があった。芯に当たる回数も少なかった」。大舞台で好成績を残しても、心にとめるのはポジティブな要素だけではない。
初の同組となった竹田は“先輩”の気迫に刺激を受けたと話していたが、渋野にとっても同じだ。「本当に良きライバルで、後輩だけど良き友人。自分も本当に頑張らんといけんって思いながら、やるべきことをやった感覚はあって、楽しめた」と言う。
「刺激は日本人選手の全員から受けている。(西郷)真央ちゃんのシェブロンの優勝や麗央ちゃんが中国で勝ったのもすごく刺激になったし、(岩井)千怜ちゃんのメキシコの優勝も。勝ったシーンだけでなく、(西村)優菜ちゃんのシェブロンの最後のバーディも泣きそうになるぐらい感動した。諦めない気持ちはみんなそれぞれ持っていて、それがプレーに出ていて。すごく刺激になる」と同じ環境で戦う仲間たちの存在は大きい。
過去3度出場する今大会はいずれも予選を通過しており、最高位は22年大会の17位。パー71に設定されたコースはパー5が3ホールとなり、「全部ドライバーでいって2オンを狙っていけるようにしたい。10番とかも風によっては刻まないといけないけど、自分のコンディション次第かな」と戦略を練る。涙の後も、立ち止まってはいられない。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)