【明治安田J1リーグ 第19節 湘南ベルマーレVSファジアーノ岡山 2025年6月1日(日)15:03キックオフ】 撮影…

【明治安田J1リーグ 第19節 湘南ベルマーレVSファジアーノ岡山 2025年6月1日(日)15:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■代表2人の競り合いは「互角」

 J1初昇格のファジアーノ岡山において頭角をあらわし、サムライブルーに初召集された佐藤龍之介。クラブ史上初の日本代表メンバーとなった18歳の新星は、素早く的確な判断力を武器に、思い切りの良いプレーを繰り出した。

 球離れの良さを見せながら、ここぞという場面でゴール前に進出する持ち味を発揮し、37分にはカットインからゴールを陥れた。

 対する湘南ベルマーレにも、日本代表に選出された選手が。今シーズンのリーグ戦全試合で先発起用されている鈴木淳之介、21歳だ。プレーメーカータイプのボランチからセンターバックへコンバートされると、その才能をより一層、発揮することに。3バックの左を定位置とし、後方の司令塔として攻撃に貢献している。

 また、体をしっかりと入れる対人守備も力強さを増してきており、現代的なサッカーに不可欠な選手として成長している。

 代表戦士2人によるマッチアップは、その回数こそ限られたものの、両者ともに隙を見せずに互角の戦いに。

■シーズン前半「6勝」でフィニッシュ

 試合後にはオーストラリアへ向けて、ともに空港へ。「トップオブトップの方がたから、いろいろなものを吸収したい」(佐藤)、「意識高くやりたい」(鈴木)と初参加らしい初々しさを感じさせつつも、虎視眈々と出場機会を狙う。

 試合は、岡山が追加点を奪えずに前半を終えると、後半は湘南ペースに。

 65分にルイス・フェリッピが抜群のシュート精度を見せつける同点ゴールを奪い、1-1となった。

 その後は岡山はルカオ、湘南は小田裕太郎が最前線でゴールに迫るも、スコアは動かず。両チームともに6勝でシーズン前半を終えた。

■試合結果

湘南ベルマーレ 1-1 ファジアーノ岡山

■得点

37分 佐藤龍之介(岡山)

65分 ルイス・フェリッピ(湘南)

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