【NASCAR】第14戦  Cracker Barrel 400(日本時間6月2日)/ナッシュビル・スーパースピードウェ…

【NASCAR】第14戦  Cracker Barrel 400(日本時間6月2日)/ナッシュビル・スーパースピードウェイ

【映像】クルーがマシンへ「ニードロップ」する珍事(実際の様子)

 アメリカで人気ナンバーワンのストックカーレース、 NASCAR(ナスカー)の第14戦が開催。ピット作業中、スタッフがシボレーの上に乗ってボディを直そうとする「これもNASCAR」という風景が見られ、ファンや視聴者を楽しませている。

 ステージ2が始まってまもなくの105周目、47号車のリッキー・ステンハウス・ジュニアのシボレーがトラック外側のウォール(壁)にヒットしてしまった。レースはイエローコーションが発生し、各車が一斉にピットインするなか、47号車もなんとかピットまで帰ってきた。

 解説の古賀琢麻氏によれば、「先に右リアタイヤの空気が抜けてしまった状態でルース(グリップを失ってスピンしそうな状態)になっているので、ドライバーとしてはどうしようもないですね」とのこと。47号車は、タイヤ交換に加えて、ぶつけて曲がってしまったボディの修正も必要な状態だった。

 ここで見られたのが、ピットクルーがマシンの後部に乗っかって膝蹴りを繰り返しているシーン。どうやら車両後端の一般車でいうところのトランクのあたりのパネルが盛り上がってしまったようで、これを戻そうとしてマシンに「ニードロップ」をお見舞いしている様子だ。

 実況の増田隆生氏は「(NASCARは)細かい空洞実験をするというのですが、壊れるとこのような……これもNASCARの(魅力の)ひとつです」と語り、視聴者のコメント欄も、「ドスンドスン」「ニードロップw」「力技」「板金担当にプロレスラー雇った方がいいかも」「荒いなー」「箱車ならでは」「カーボンボディだからやりすぎると割れそうw」「あれでちゃんと治せるんか…?」など、楽しんでいる風なコメントが集まっていた。

(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)