6回2失点の奮闘に「彼は我々の望む最高のピッチングだった」 ヤンキース田中将大投手は13日(日本時間14日)、敵地でのリ…
6回2失点の奮闘に「彼は我々の望む最高のピッチングだった」
ヤンキース田中将大投手は13日(日本時間14日)、敵地でのリーグ優勝決定シリーズ第1戦アストロズ戦に先発し、6回を4安打2失点の力投むなしく敗戦投手となった。クオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成しながら、相手先発カイケルを前に打線は沈黙。地区シリーズ第3戦に続く好投が報われなかった日本人右腕に、ヤンキースファンは「タナカはよくやった」と擁護の大合唱に出ている。
田中は魂の力投を見せた。3回まで無安打無失点と快調に飛ばすと、4回1死の場面でアルトゥーベにこの日初安打となる内野安打。その後、コレアとグリエルに適時打を許し、2点を失った。
6回2失点の好投だったが、対するカイケルは7回4安打10奪三振で無失点という文句のつけようのないピッチング。ヤンキース打線は9回にバードのソロ弾で1点返すのがやっとだった。
ヤンキースの公式ツイッターは、田中の降板時に「マサによる6回クオリティーピッチ(6回4安打2失点3奪三振)」と速報すると、ヤンキースファンからは賞賛と慰めの声が集まった。
「最高の仕事だ、タナカ!」
「彼は自分の役割を全うした」
「マサ ヒーロー」
「タナカは抑えていた。2失点は全く悪くない!」
「タナカはよくやっている。しかし、打線はダメだ」
「よくやったタナカ!」
「彼は我々の望む最高のピッチングだった。ヤンキースがそれを活かせていない」
「タナカのポストシーズン3試合で打線はたったの1得点」
ファンから為す術ない打戦に対する怒りの声が上がる
15年ワイルドカードゲームでアストロズ戦に先発した時も、田中は打線の援護を受けられず、ソロ弾2発で2失点。ヤンキースは0-3で敗れ、敗戦投手となっていた。インディアンスとの地区シリーズ第3戦も援護はバードのソロ弾のみ。ポストシーズンに登板した3試合は、いずれも打線の援護に恵まれない。
カイケルが快投したとは言え、為す術がなかった打線に対する怒りの声も上がっていた。
「タナカは屈指の最強打線を相手にファンタスティックな試合を見せたカイケルがヤンキースを手玉にとっているだけ。我々は全く打てない」
「マサ、いい試合だったよ。バードはひどい走塁で、アウトになりに(本塁へ)突っ込んだ。ジャッジとゲイリー(サンチェス)は引っ切りなしの変化球に対応できていない」
「なんでみんなバウンドしたボールを振ってるんだ? 今頃10四球だよ!! 辛抱しろ」
「打線が終わってる」
「(タナカの)独力では無理だ。攻撃が必要だ」
「バッターが足首辺りのボールを振るのをやめてくれると助かるんだが」
今季は好不調の波の激しさから、たびたび辛辣なヤンキースファンの批判を受けた田中。この日は打線の援護を受けられず惜敗となったが、ポストシーズンでの力投で、すっかりファンからの信頼を取り戻した様子だ。(Full-Count編集部)