ドジャースがウィル・クラインをトレードで獲得した(C)Getty Images ドジャースは現地時間6月2日(日本時間3…

ドジャースがウィル・クラインをトレードで獲得した(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間6月2日(日本時間3日)、ジョー・ジャック投手とのトレードで、マリナーズからウィル・クライン投手を獲得したことを発表した。

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 25歳のクラインはメジャー通算8試合で1勝0敗、防御率11.05の成績。身長196cm、104キロの大型右腕だ。2020年にドラフトでロイヤルズに指名されると、昨年メジャー昇格を果たしたが、7月にアスレチックスへトレード移籍。今年1月にはマリナーズにトレードされた。

 クラインの獲得に伴い、先月加入したばかりのクリス・ストラットン投手をメジャー40人枠の確保のために「DFA」(事実上の戦力外)とする処置をとった。また、ライアン・ロートス投手がメジャーに昇格し、ノア・デービス投手がマイナーへ降格となっている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースは歴史的に投手ではミラクルを起こすことができたが、ジャックに関しては試す気すらなかったようだ」と、昨季はレッドソックス、ダイヤモンドバックスでプレーし、その後ドジャースとマイナー契約を結んだが、身長1メートル93の長身左腕・ジャックはチームから去ることになった。

 現在、深刻な投手事情を抱えるドジャースだが、「ドジャースはここ数週間マイナー契約で多くの選手を獲得した」と、アレクシス・ディアス、ライアン・ルートスを獲得するなど補強策を行っている。

 さらに、ルイス・ガルシアが投手だけで15人目の負傷者リスト入りとなり、「タナー・スコット、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダは苦戦している」と、現在のリリーフ陣は本来の力を発揮できていない投手が多くいる。

 記事では「次の補強先を探している。次のターゲットに目を向けるしかない」と、投手陣の補強を進めるために次なる対策を練っていると伝えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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