第144回春季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は1日、岡山県倉敷市で準決勝2試合が…
第144回春季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は1日、岡山県倉敷市で準決勝2試合があり、倉敷商と創志学園(いずれも岡山)が決勝進出を決めた。倉敷商は四回以降着実に加点し、矢上(島根)に6回コールド勝ち。創志学園は延長十回タイブレークの末、岡山東商に競り勝った。決勝は3日午前11時から、倉敷市の倉敷マスカットスタジアムである。春の県大会決勝と同じカードになった。(上山﨑雅泰、大野宏)
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(1日、春季中国地区高校野球大会準決勝、倉敷商11―0矢上)
対戦相手の矢上(島根)には、昨秋の中国大会準々決勝で惜敗。選抜大会への道を閉ざされた。倉敷商の佐藤拳吾主将(3年)は「(リベンジする)いいチャンスと思って、初回からしっかりやることをやって勝っていこう」と主将として試合前にメンバーに声をかけた。
四回には無死満塁の先制機に打順が回ってきた。「自分が犠牲になっても何としても点を取る」。そう思って振り抜いた打球は左翼へのフライ。タッチアップで三塁走者がかえり先取点となった。五回の1死二、三塁の好機にも内野へ打球を確実に転がした。自らはアウトになったが三塁走者が生還し、相手を突き放す5点目。
試合はコールド勝ちし昨秋の悔しさは晴らせた。ただ、チームとしての課題も感じた。「フライが多かった。まずはこの大会を優勝することだが、夏に向けて低い打球を打つよう意識付けをしたい」と前を向いた。(上山﨑雅泰)