◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日(1日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ…
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日(1日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ(観衆2864人)
北アイルランドへのチケットは震える思いで勝ち取った。最終18番(パー5)、河本力は80㎝のバーディパットに「めちゃくちゃ緊張していた」と明かす。きっちり沈めて「73」で回り通算9アンダーはソン・ヨンハン(韓国)と並ぶ2位タイ。7月17日開幕の海外メジャー「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)初出場を決めた。
最後のパットを外せばすべてが水の泡だった。直前の17番でダブルボギーをたたき、すでにホールアウトしていた米澤蓮と並び3位タイで18番に入った。同じ順位で並んだ場合は世界ランク上位者が全英への出場権を得る決まり。今大会前に539位だった河本が、273位の相手に競り勝つためには1打でも良いスコアで終える必要があった。
17番の後退は首位にいた阿久津未来也を逆転するためにギャンブルに出た結果。「ダボは受け止めきれないくらい悔しかったんですけど、それで全部を捨てるのは本当にカッコ悪いし、プロゴルファーとして情けない。せめて全英の切符だけでも絶対につかみたいと思った」。続くパー5でフルスイングに近い1Wショットをぶっ飛ばし、「あの瞬間に4(バーディ)は確定したという気持ちだった」と胸を張った。
メジャー参戦は予選落ちした昨年の「全米オープン」以来2回目。「全英はテレビで観ていた世界。一番歴史の深いトーナメントなので、本当に楽しみでしかないです」と心を躍らせる。「去年とは自分の状態は全然違う。どこまで戦えるか楽しみ。しっかり体のコンディションを整えたい」と本場のリンクスへの挑戦に武者震いした。
今大会までに全英出場を決めた日本人選手は6人。残されたスポットは次週以降のPGAツアー「RBCカナディアンオープン」(TPCトロント)、DPワールドツアー「イタリアオープン」(アルジェンターリオ GC)等で争われる。(岡山県笠岡市/桂川洋一)
<2025年全英オープン日本人出場者>※6月1日時点
選手名/資格
松山英樹/2021年「マスターズ」優勝、2024年PGAツアーポイントランキング上位30位、世界ランキング上位50位(5月25日時点)
星野陸也/2024年DPワールドツアーポイントランキング上位25位
今平周吾/2024年「日本オープン」優勝
金谷拓実/フェデレーションランキング上位5位(5月29日時点)
阿久津未来也、河本力/2025年「ミズノオープン」上位3位
<今後のオープンクオリファイイングシリーズ>
PGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」/1枠
PGAツアー「RBCカナディアンオープン」/3枠
DPワールドツアー「イタリアオープン」/2枠
PGAツアー&DPワールドツアー「ジェネシススコティッシュオープン」/3枠
※その他に7月1日から最終予選会(枠数未定)