ドジャースはスキーンズ獲得に動くだろうか(C)Getty Images ドジャースが現地時間5月31日(日本時間6月1日…

ドジャースはスキーンズ獲得に動くだろうか(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間5月31日(日本時間6月1日)、本拠地でヤンキースを相手に18-2の大量得点で快勝し、2連勝を飾った。

 この日も21安打18得点で打撃好調のドジャースだが、投手陣は苦しい状況が続いている。先発陣はブレイク・スネル、佐々木朗希の他、右肩の故障で15日間の負傷者リスト(IL)入りしていたタイラー・グラスノーは60日間のILに移行し、復帰がさらに遅れることになった。

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 そんな中、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「パイレーツは、メジャーリーグ最高の投手の一人であるスキーンズという最大の資産をトレードに出すよう、球界の多くの人々からプレッシャーをかけられている」と記し、パイレーツのポール・スキーンズを獲得したい球団が多くいることを指摘した。スキーンズは今季、ここまで12試合に先発して4勝5敗、防御率2.15、77奪三振の成績を挙げている。

 同メディアは、米スポーツ専門サイト『The Athletic』のジム・ボーデン氏の報道に触れ、スキーンズを獲得できれば「ロサンゼルスは正真正銘のエースを手に入れることになるが、ドジャースにとってはその見返りとしてかなりの負担となるだろう」と伝えた。

 ボーデン氏のトレード案は、スキーンズの交換相手として「ドジャースは有望株のダルトン・ラッシング、外野手のアンディ・パヘス、左投手のジャクソン・フェリス、右投手のランドン・ナックを放出することになる」とした。

 同記者は「ドジャースのポストシーズンの先発ローテーションは、もし健康であれば、スキーンズ、ヨシノブ・ヤマモト、ブレイク・スネル、ショウヘイ・オオタニ、タイラー・グラスノーになるだろう。ヤバい!」と述べている。

 「スキーンズを筆頭にドジャースの先発陣が無敵に見えるのは間違いない」としたが、スネルも佐々木も現在は負傷者リスト入りしていることから、「どのチームにとっても、特にドジャースにとって、健康は何よりも重要だ」と記した。

 ドジャースはポストシーズンに向け、23歳のメジャー“最強右腕”の獲得に動くのか。トレード期限の7月末まで目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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