◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 3日目(31日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシ…
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 3日目(31日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
悔しい終わりのあとこそ、攻撃的なゴルフが光った。竹田麗央はスタート1番(パー5)のティイングエリアから、迷わず2オンを狙ってドライバーを振り切った。2打目を1m前後に乗せてイーグル発進。2日目の最終18番(パー5)で喫したダブルボギーを取り返した。
第2ラウンドの最終ホールは、フェアウェイからの第2打がグリーン奥のラフにオーバーし、4打目もグリーン手前にこぼれて5オン2パットのダブルボギー。通算3アンダー12位に後退し、ホールアウト後は悔し涙をこらえきれなかった。「最終ホールはすごいもったいなかったんですけど、終わったこと。またあしたから2日間あると思って切り替えました」と迎えた3日目は、序盤からアグレッシブにスコアを伸ばした。
1番は残り238ydの第2打が、「狙いどころには飛んで行った。良いところに跳ねてくれたら良いなと思って見ていた」とグリーン手前から転がって手前1mについた。イーグルパットを沈めて通算5アンダーまで伸ばしたが、「まだ1番。しっかり最後まで集中」。いつもの落ち着いたリアクションで次のホールに向かう冷静さがあった。
4番もフェアウェイから残り134ydの第2打がカップの手前数ヤードにキャリー。「“お先”くらいで、セカンドショットが本当に良かった」と、グリーンから聞こえた歓声にちょっと肩をすくめて笑顔をみせ、バーディパットを沈めた。
通算5アンダーのまま迎えた18番は、2打目でピンまで114ydのフェアウェイに運ぶと、前の組がグリーンを大オーバーするトラブルで10分以上待たされた。グリーンが空くのを待ちながら、「チャンスに付けたい気持ちはあったんですけど、ちょっとでも欲をかいてしまうと下に落ちてしまう」と奥に切られたピンを見据える。手前8m弱に乗せた第3打について「きのうのイメージもあったので攻めきれなかった」と話したが、しっかり2パットのパーで切り抜けた。
1イーグル2バーディ、2ボギー「70」で回り、通算5アンダー3位。首位と2打差で優勝争いに絡む位置まで戻ってきた。「決勝ラウンドで良い位置にいると楽しい。このコースは本当に最後まで何が起こるか分からないですし、しっかり自分のプレーに集中して優勝争いしたい」と、最後の18ホールに向けて表情を引き締めた。(ウィスコンシン州エリン/谷口愛純)