ホーナー代表の去就も注目されている(C)Getty Images レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表がフェラーリの首…

ホーナー代表の去就も注目されている(C)Getty Images
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表がフェラーリの首脳陣と非公式に接触したと独紙ビルトが伝えた。ただし、ホーナー氏本人は5月30日に開幕したF1スペインGP初日に専門放送局「スカイスポーツF1」の取材に「私はすべてをレッドブルと共に過ごしてきたし、このチームに全力を尽くしている。最近は噂や憶測が多すぎて聞く価値もない」と全面否定した。
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レッドブルは昨季途中から落日ぶりが目立つようになり、今季もマクラーレンに太刀打ちできない状況が続いている。技術責任者だった名デザイナーのエイドリアン・ニューウェイ氏やスポーツディレクターのジョナサン・ウィートリー氏らチームのキーマンが次々と去り、マシン開発でも苦戦している。
ホーナー氏は昨年2月に女性従業員から不適切な行為を受けたとして告訴され、その後は訴えは却下されたものの、疑惑の火種はくすぶり続け、一時はチーム内の求心力を失いかけたこともあった。
その後で噴出したのがエースのマックス・フェルスタッペンの移籍話だ。2028年までの契約を交わし、現契約を破棄して他チームに移るのは難しいとされている中で、アストンマーティンとメルセデスがアプローチをかけ、イタリアのガゼッタデロスポルト紙では4月にアストンマーティンが3年総額3億ドル(約433億円)を提示したと報じられた。
ここに来て盛んに取り沙汰ざれているのは契約破棄条項だ。第11戦オーストリアGPまでにドライバーズランキング4位以内に入っていない場合は翌年以降の契約を打ち切って他チームへの移籍が可能になる。
フェルスタッペンは前戦モナコGP終了時点でランキング3位の136点。同5位につけるフェラーリのシャルル・ルクレールとは57点差だ。このままいけばランキング5位へ転落することはなさそうで、この条項が行使される可能性は低いという。
F1の世界は技術者ら裏方を含めて他チームへの移籍は当たり前。2005年のチーム旗揚げ時から代表として率いてきたホーナー代表が辞表をたたきつけても決しておかしくはない。それでもフェルスタッペンの来季残留が確定すれば、明るい未来は開けそう。
来季からは新レギュレーションが導入され、新たにフォードと組んで自社開発のパワーユニットで臨む。フェルスタッペンの力を信じてレッドブルを切り盛りしていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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