◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 3日目(31日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇晴…

河本力が今季初優勝に向けて2日連続「69」

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 3日目(31日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ(観衆2014人)

追い風が吹いた最終18番、パー5の2打目で手にした番手は9Iだった。残り距離が195ydあってもグリーンの左奥まで到達させてしまうのが河本力のパワー。「最初は8Iでライン出しをしようと思っていた」ところをキャディに制され、ハイボールで攻めた後、パターで15ydを流し込んでイーグルフィニッシュを決めた。

7アンダーの11位から暴風を耐え抜き、前半7番までに3バーディ。上位争いに加わった終盤16番(パー3)で手痛いミスが出た。左からの向かい風のジャッジに悩んだまま5Iで放ったティショットが、グリーンを大きくオーバーしてベアグラウンドへ。続く17番は第1打を大きく左に打ち出して2連続ボギー。気落ちしていたからこそ、「69」のスコアカードの締めくくりは最高だった。

強風に負けず

「絶対に全英オープンに行きたい」。今週のモチベーションは上位3人(有資格者=今平周吾を除く)に付与される英国行きのチケットに尽きる。昨年の「全米オープン」でメジャー初出場。「今に比べると、すごく下手くそだった。去年とおととしはアプローチ、パターで悩んで、本当にイップスじゃないかと思うくらいだった」。リカバリー力に自信がなければ、最高難度のパインハーストNo.2には太刀打ちできない。通算19オーバーをたたいて予選落ちした。

2勝したルーキーイヤーの2022年を最後に、直近2年はタイトルがない。プロ4年目の今季開幕前、スランプだったショートゲームをもう一度磨き、「もとに戻った感じ」がある。「アプローチも昔のように気持ちよく、自信を持って打てている。セカンドショットでピンに打っていけることに繋がっている」。開幕5試合のドライビングディスタンスは平均321.33ydでもちろん1位。さらにパーオン率も74.074%でトップにいる。

食べちゃわないでね

通算10アンダー、首位とは2打差で入る最終日。「全英は出たことがない。しかも、今は自分の状態が良いと思っているので挑戦したい思いが強い」。メジャー出場の目標はもちろん3年ぶりの白星の先にある。(岡山県笠岡市/桂川洋一)