角田はスペインGPの初日を13位で終えた(C)Getty Images F1欧州ラウンド3戦目、スペインGPが現地時間5…

角田はスペインGPの初日を13位で終えた(C)Getty Images
F1欧州ラウンド3戦目、スペインGPが現地時間5月30日に開幕した。今季第9戦となるこのレースよりフロントウイングの空力弾性に関する新基準が導入され、いわゆる“フレキシブルウイング”(たわみ)の規制が強化される。このルール変更により、各チームの勢力図に大きな影響を及ぼすとの見通しもあり、スペインGPはこれまで以上に高い注目度の中で行われる一戦となりそうだ。
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そして今回の舞台となるカタルーニャサーキットでは、日本人ドライバーの角田裕毅がレッドブルでの7レース目を戦う。前戦のモナコGPは17位という結果に終わったことで、今回は2戦ぶりの入賞はもちろん、より上位でのフィニッシュが求められる。
角田は今季、バーレーンGPでの9位がレースでの最高順位となっているが、物足りない結果であることは言うまでもない。また、サンマリノGPでは予選でマシンを大破させてしまうなど、欧州のレースでも悪い流れから抜け出せないままだ。
ここからの巻き返しが期待される中、角田のパフォーマンスには米メディア『LastWordOnSports』も関心を寄せている。現地時価5月29日、スペインGPを前にした角田のコメントを伝えており、今後への見通しなども綴っている。
その中で、角田がマシンへの手応えとして、「理解は徐々に深まってきている」と述べた言葉を紹介。また、他にも、「イモラでは、自分がいかに理解できていなかったかを実感した。自信を失ったわけではない。ただ、ゆっくりと積み上げていく必要がある」などと語っており、マシンへの慣れが重要であると説いている。
また同メディアは、角田のここまでの結果などを踏まえ、「総合的に見て、カーナンバー22はトップ集団と戦えるだけの競争力を時折、披露している」と評しながら、「しかし、特に予選でのミスが続いており、それがレッドブルの新たなドライバーとしての足かせとなっている」などと指摘。
さらに、予選、決勝を通じて低調な結果となったモナコGPの内容には、「イモラでのクラッシュにより、RB21の最新アップグレードを搭載できなかったという問題もあった」と分析し、その上で、「夏休み前の次の数戦は、ツノダがレッドブルでの地位を確立するために極めて重要なものとなるだろう」と断じている。
他にも同メディアは、今回から導入されるフレキシブルウイングの新基準にも言及し、「多くのチームにとって予測不能な要素」と訴えており、「この規制がグリッドに何らかの影響を与えるのは間違いないだろう」と見解を示している。
果たして、新ルールによりどんな展開が繰り広げられるのか。そして、苦戦が続く角田にとっては、大きな重圧の中、予選から内容が問われるレースとなるだろう。今回こそ、浮上への足掛かりを掴むグランプリにしなければならない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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