◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇…
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り(観衆1004人)
予想を超える強さで吹いた風にも負けない。後半14番(パー3)、3Iでのティショットは頭に描いた放物線をその通りになぞった。「やろうとしていたことが良くなった。そこは収穫です。アイアンショットが良かったら、基本的にはドライバーも良いので」。大西魁斗は首位と3打差での決勝ラウンド進出という結果はもとより、着実な進歩がうれしい。
2日続けた「68」のスコア。納得感はこの日の方がずっと大きい。「唯一のミス」という16番(パー3)のティショットをグリーンに外した後も、3m弱のパーパットをねじ込んでみせた。続く17番から2連続バーディフィニッシュ。ボギーを叩くことなく、凪になった終盤にスコアを伸ばし通算8アンダーの4位グループに割って入った。
最終18番(パー5)ではグリーン右手前のバンカーから、左足下りのライをものともせずにピンそば1mにつけた。今大会の直前、内藤雄士コーチとアドレス時のボール位置を確認していた。「ちょっと左に置くように修正したところでした。(ライは)難しかったけれど、ソールが滑って良い感じで打てて良かった」と、取り組みがすぐに成果に表れる好循環の中にいる。
上位3人に付与される7月の海外メジャー「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)切符を取りに帰国参戦。ルーキーイヤーを戦うPGAツアーでは今季ここまで12試合で10回、予選落ちした。その苦しさを嘆く暇はない。「メンタルも、フィジカルもスイングも。やることはいっぱいあるので、前を向いて頑張っていきたい」と懸命に汗をかく。
多くの選手が芝目の強さを指摘する当地のグリーンも、大西にとっては特別に思う対象ではない。「芽があるかなと思っていたんですけど、あんまりないというか。パットは良い感じに入っている」。学生時代を米国で過ごし、昨年までの2シーズンは下部コーンフェリーツアーで中南米でもプレーした。ハードなコンディションでのたくましさは、折り紙付きだ。(岡山県笠岡市/桂川洋一)