◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇…
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り
午前8時にティオフした阿久津未来也、宮里優作、米澤蓮の3サムはそれぞれがバーディを量産し、そろって通算8アンダーの上位でホールアウトした。実はこの組にはプロゴルファーがもうひとり…。今週、阿久津のキャディバッグを担ぐのは、女子ツアー(JLPGA)でプレーする田辺ひかりだ。
数年前のジュニアイベントをきっかけに親交を持ち、シーズン開幕前に今大会のキャディを探していた阿久津のオファーによりタッグが成立。助っ人はお隣の広島県福山市出身で、JFE瀬戸内海GCでは「学生時代からもう何回、回ったか分からないくらい」のラウンド経験がある。2020年の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」では1打差の2位に入った。
芝目が強く、「逆目、横目をしっかり見ないといけない」というリンクスコースのグリーン。阿久津がライン読みのアドバイスに感謝する一方で、田辺は「(キャディバッグを手押し車で)押しているだけで、ギャラリーの気分でゴルフを見てます。女子とは打つ球も全然違う。勉強するつもりで来させてもらったので『アドバイスしなきゃ』みたいな感じは全然ない」と、素知らぬ顔。「イメージだけは良くなる気がしますね…」と笑う。
国内男子ツアーの選手会副会長も務める30歳は初勝利が待たれる存在。5月は千葉で行われた「アジアンツアー インターナショナルシリーズ」から3試合、予選落ちが続いていた。「パッティングで流れを崩してショットにも影響していた」という悪循環を断ち切るべく、岡山には「過去に1回だけ使ったことは覚えている」というL字マレット型のパターを持参。2日間で3パットを1回に抑え、好位置で週末を迎えられる。
当地の名物とも言える風はこの日の午後になってようやく強くなってきた。「(3日目を)どの位置で迎えられるか分からないですけど、力を借りて…」と阿久津。間髪入れず「頑張ってください」と突っ込んできた田辺にも、緊張感をたっぷり味わってもらおう。(岡山県笠岡市/桂川洋一)