第92回日本ダービー(東京優駿、1日/GI、東京芝2400m)には、産駒初のダービー馬を狙うキタサンブラック産駒のクロワデュノール、ドゥラメンテ産駒のマスカレードボール、リオンディーズ産駒のミュージアムマイルなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ショウヘイ」を取り上げる。
◆【日本ダービー(東京優駿)2025予想/追い切り診断】皐月から逆転狙う一角に「S」の最高評価 ピリッと動いて上昇気配、バネを利かせた走りで「豪快さ増す」
■ショウヘイ
正直なところ、本当に良くなるのは今年の秋以降ではないだろうか。それぐらいに頼りなさが目につく現状だったが、前走の京都新聞杯を完勝してしまった。きさらぎ賞時に比べれば、その心身はシッカリとはしてきていたが、それでも気持ちばかりが先走って突っ込み気味のフォームになってしまうという子供じみた癖が抜けた程度。決して、重賞を勝つような完成度には及んでいなかったのである。
実際、前走時の1週前CWコースでの併せ馬は追走併入のはずが、モタつき追いつけないままでのフィニッシュになってしまったりと、まともに調教もこなせていなかった。ただ、それでも結果は骨っぽいメンバー相手のGIIを圧勝。ちょっとエンジンがかかれば他を圧倒できるぐらいの素質の持ち主だったということだ。前走レベルの相手に楽勝できるとなれば、ここでも侮れない。
しかも、未完成過ぎていたからこそ、2走前よりも前走、前走よりも今回と着実な良化を示しているのである。それこそ、この中間の1週前CWコースでの進化ぶりが顕著。3頭併せの真ん中で、両サイドからプレッシャーを受ける厳しい形ながら怯むことなく引っ張り切りで押し切ってみせた。それでいて1F11秒1の鋭さも兼備なら申し分なし、目下の充実ぶりがうかがえる。追い切りと競馬が直結するタイプで、底知れぬ潜在能力が花開くとき。
総合評価「A」
◆【日本ダービー(東京優駿)2025予想/追い切り診断】皐月から逆転狙う一角に「S」の最高評価 ピリッと動いて上昇気配、バネを利かせた走りで「豪快さ増す」
◆【日本ダービー(東京優駿)2025/穴ライズ】バックボーンゆえか下馬評は低いまま……このまま伏兵扱いなら「買い」の単勝オッズ“2桁”想定
◆【日本ダービー(東京優駿)2025/外厩リスト】オークスは“在厩調整”が上位独占 皐月賞組が強力も、重要なのは厩舎が下した「選択の背景」