ライデルの存在がチームの拠り所となっている(C)産経新聞社 ペナントレースも早いもので、今季も3分の1を消化しました。優…

ライデルの存在がチームの拠り所となっている(C)産経新聞社
ペナントレースも早いもので、今季も3分の1を消化しました。優勝候補の本命・巨人は「独走」とはいかないものの、首位の阪神を1ゲーム差で追う2位。絶対的な4番・岡本和真が負傷離脱する危機的状況の中、健闘に値すると言ってもよいでしょう。
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常勝軍団として日本プロ野球をリードしてきた存在ゆえに、巨人ファンはチームの負けに厳しく、全勝を求める傾向があります。負けが込むと、G党の怒りも頂点に達し、著名な高齢評論家が首脳陣や主力選手に苦言を呈せば、ネットでバズる事象も特徴的です。
しかし、冷静に考えれば阿部巨人の本質は「試合巧者」だと言うのは、プロ野球の取材歴が長いスポーツ紙のデスクです。
「実は今季、巨人の総得点が155に対して、総失点は154。その差はわずか1しかないんです。首位の阪神が総得点163で総失点119、3位の広島が総得点148で総失点119、さらには4位のDeNAも総得点155で総失点124であることを考えると、その『効率の良さ」が理解できます。つまり、勝つときは競り勝ち、負けるときはバカ負け。これは強いチームの典型なんです。逆の例…競り負け、バカ勝ちが多いチームこそ、弱いチームの典型ですから」
なぜここまで接戦をモノにできるのか。前述のデスクは中日から新加入した守護神、ライデル・マルティネスの存在が大きいと言います。
「開幕から23試合連続無失点の盤石ぶり。リーグトップの19セーブをマークしています。チームとしてはとにかく1点リードで9回を迎えれば、何とかなる。この安心感は唯一無二でしょう」
もちろん、チーム総失点154はリーグワーストのヤクルト(178)に次いで5位ですから、改善は急務。それでもこの成績で貯金5を積み重ねていることは、巨人が他の5球団からすれば「手強いチーム」であることを示しています。6月3日からは交流戦がスタート。阿部監督の采配に、さらなる注目が集まります。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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