◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇…

宮里優作は通算8アンダーにスコアを伸ばして週末へ

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り

スタート前、宮里優作は選手が列をなすドライビングレンジの端っこでクラブを振っていた。イキのいい若手の群れになじめない…わけではない。今週、一番左側の打席で打つのにはワケがある。

フェードボールを主体にする宮里は最近、「コースに出たらどうせ(ヘッドを過度に)上から入れちゃう」のが悪い癖。そのためスタート前の練習はドローボールを打ち続け、クラブの軌道を矯正する。今週の練習場は一連の打席の中でも、左端の方がドローのイメージが出やすい左足上がりのライになるため、あえて中央から離れたエリアをチョイスしている。

実際のラウンドでもショットは安定。この日はパッティングもかみ合って6バーディ、2ボギーで2日続けて「68」をマークした。1つスコアを伸ばして迎えた前半15番、16番(パー3)と5mを沈めて連続バーディ。ティショットを右に曲げた18番(パー5)では7Iでフェアウェイに出した後、ウェッジでスピンと傾斜を使ってピンそば20cmにつけてバーディを奪った。

クセのあるグリーンの芝を攻略すべく、わずかに重く、ロフト角の少ないパターにスイッチしたばかり。「どこからでもダブルブレークのラインになる。ショートパットでも多い。そこに芝目が加わるとなかなか読みにくいけれど、思い切って“コーナーを突く感じ”でずっとパットをしている。それが良いですね」とライン選びにも技が光る。

ボールも見やすいイエローに

6月には45歳になる。シーズン開幕前に人間ドッグの診断を受けたら、昔は1.5だった視力が0.3に落ちていた。メガネ姿でのプレーにも少しずつ慣れているところ。「最初のうちは変な感じに見えたけれど、今はないとダメ。(裸眼だと)西日になるとラインを読めない。光の加減でどっちにも(スライスにもフックにも)見えちゃう」と加齢を受け止めつつ、向上を図る毎日だ。

有資格者を除く上位3人に7月の「全英オープン」の出場権が付与される今大会。ことしの会場である北アイルランドのロイヤルポートラッシュGCでは、欧州ツアー参戦時もプレーできなかった。「隣では試合をしたんですけどね…」と思い返すのは2019年に出場した「アイルランドオープン」。ラヒンチGCから目と鼻の先にあったメジャー会場に、今度こそ足を踏み入れたい。(岡山県笠岡市/桂川洋一)