キャベッジのバットで巨人は上昇気流に乗れるか(C)産経新聞社 未曽有のピンチの中、奮闘を続けていると言っても過言ではない…

キャベッジのバットで巨人は上昇気流に乗れるか(C)産経新聞社

 未曽有のピンチの中、奮闘を続けていると言っても過言ではないでしょう。

 主砲・岡本和真がケガで戦線離脱した巨人です。チームにとって「代わりのいない」主力の不在によって、得点力不足の低下は否めませんが、それでも5月29日現在で27勝22敗1分けの貯金5、首位と1ゲーム差の2位という好成績をキープ。阿部慎之助監督は、勝負を夏以降に定め、まずは勝率5割以上を目標に一戦必勝で立ち向かっています。

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 スポーツ紙のデスクは言います。

「岡本を始め長野、坂本、丸ら、原巨人の長期政権をを支えてきた主力メンバーが軒並みファームという苦境の中、増田陸や泉口、門脇、浅野ら若手が目の色を変えて頑張っています。それでも彼らには破壊力が足りないのも事実。そのピースを埋めているのが『代役4番』のキャベッジです」

 今年から巨人に加入した助っ人は、気迫あふれるプレーですっかりチームにも溶け込み、巨人ファンからも熱い声援を送られています。対応の難しい日本野球へのアジャストという意味でも、打率.276、7本塁打、19打点の成績は及第点と言っていいでしょう。

 それでも前述のデスクはキャベッジの「穴」をこう指摘するのです。

「得点圏打率の低さです。普通の打率が.276なのに、これが得点圏になると.160に落ち込みます。チャンスでりきんでしまうのか…。4番という打順は上位打線が好機を作った上で巡ってきますから、これは決して看過できないデータでしょう」

 キャベッジは三振数もリーグワーストの阪神・佐藤輝明(53)に続く2位の50。しかしこれは強打者特有のデータですから、目を瞑ってもいいでしょう。一方、セ・リーグの規定打席到達者22人中、得点圏打率1割台はキャベッジのみ。早めの対策が必要です。

「野球はメンタルのスポーツ。巨人はゼラス・ウィーラー巡回打撃コーチ兼通訳がベンチ入りしていて、試合中も助言を与えられる環境にあります。日本の投手の特徴や、チャンスでの打席の迎え方などをアドバイスできれば、徐々に改善していくのではないでしょうか。首脳陣の腕の見せ所でしょう」

 チャンスで輝きを放つキャベッジの姿を、G党の誰もが待ち望んでいます。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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