◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 初日(29日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り…
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 初日(29日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り(観衆1164人)
「ミズノオープン」を通じてメジャー最終戦「全英オープン」に出場できる人数は昨年から3人となった。2023年までの4人から1枠削られただけでなく、日本ツアーに割り当てられた他の資格も一部が消滅。「前年の賞金ランキング上位2人」、当該年度の「開幕戦から任意の大会までの賞金ランクトップ」の出場権がなくなった。現在、日本ツアーの試合で全英切符をつかめるのは「前年の日本オープン優勝者」を含めて4人である。
全英オープンは近年、欧米をはじめとした世界のツアーに出場資格を分配する動きを進めてきた。ミズノオープンと同じ「オープンクオリファイイングシリーズ(OQS)」を指定大会で実施。ことしは3月のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」、「インターナショナルシリーズ マカオ」等をシリーズに組み込み、11大会で24人を選出する。
R&Aのリージョナルマネージングディレクター(アジアパシフィック支部)のドミニク・ウォール氏によると、OQSの会場は毎年精査するという。「広く門戸を開く」ことで、強く、多様な本戦のフィールドをつくるのが狙い。「ニュージーランドオープンもアジアンツアーはもちろん、(パートナーシップ契約を結ぶ)日本ツアーの多くの選手が出場していることも考慮し、アジア地域にチャンスを広げたかった」意図があった。
全英が昨今の世界戦略に出る前に恩恵を受けていた日本ツアー。日本人選手に限定すると、これまで最も多くの選手が本戦に出場したのは2000年(セントアンドリュース)と18年(カーヌスティ)で、それぞれ10人が本場のリンクスに立った。
だが、大幅に出場枠が減った昨年も8人が本戦に出場した。ことしはミズノオープンの結果が出る前に4人が出場を決めている。日本オープン王者の今平周吾のほか、松山英樹(2021年マスターズ優勝等の資格)、星野陸也(前年欧州ツアー年間ポイントレーストップ25)、金谷拓実(5月29日時点でのフェデレーションランキングトップ5)が北アイルランドに向かう。日本人選手が全英チケット獲得を“国内だけ”に頼る時代はもう過去の話だ。(岡山県笠岡市/桂川洋一)