◇メジャー最終戦◇全英オープン 事前情報◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7381yd(パー71)7月1…

2019年大会を制したシェーン・ローリー

◇メジャー最終戦◇全英オープン 事前情報◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7381yd(パー71)

7月17日(木)開幕のメジャー最終戦「全英オープン」を主催するR&Aは29日、日本ツアー「ミズノオープン」の会場(岡山・JFE瀬戸内海GC)で2025年大会の概要を説明した。入場チケットは既に完売し、大会前週の日曜日(13日/練習日)から8日間でのべ27万8000人が来場する。

大会史上、最も多かったのはスコットランド・セントアンドリュースで行われた2022年で、29万人がゴルフの聖地を訪れた。ことしはそれに次ぐ2番目。前回同じ北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGCで行われた2019年大会から4万1000枚増の入場券も売り切れた。

大会委員のジョン・マッキーン氏によると、チケットは地元アイルランドでチケットが盛んに購入されたという。68年ぶりに当地で開催された19年大会は、シェーン・ローリー(アイルランド)が優勝したことで大いに盛り上がった。「マスターズでロリー・マキロイ(北アイルランド)がグランドスラムを達成したことも今回の売り上げに繋がった」と話した。

18ホールの総ヤーデージは19年大会から37yd長くなり、7381ydに設定される。7番(パー5)が15yd伸びて607ydに。名物パー3の16番は236ydで変わらない。一方で14番の466ydは6年前から7yd短くなった。これは前回大会の反省を生かして、ギャラリーの導線を確保し、選手との交錯と混雑を避ける目的がある。(岡山県笠岡市/桂川洋一)