【MLB】ロッキーズ 34 カブス（5月27日・日本時間28日／シカゴ） 【映像】衝撃！併殺崩れた驚異の一塁駆け…
【MLB】ロッキーズ 3—4 カブス（5月27日・日本時間28日／シカゴ）
カブスの鈴木誠也外野手と打点王争いを繰り広げている、PCAことピート・クルーアームストロング外野手が、驚異の俊足で打線を繋いだ。本来ならば併殺に倒れるようなファーストへの内野ゴロだったが、異次元の速さで一塁を駆け抜けて打点をもぎ取った。
注目のシーンは0ー0で迎えた3回だった。1死満塁のチャンスで打席が回ってきた鈴木は、右腕のマルケスが投じた初球のナックルカーブを捉えると、100.3マイル（約161.4キロ）の弾丸ライナーが、ライト前に落ちてタイムリーヒットとなった。
ここで一気に突き放したいカブスは、クルーアームストロングが打席へ。カウント0ー1から2球目アウトハイへのナックルカーブを引っ掛けてしまい、打球はファーストの正面へと飛んだ。3ー6ー1のダブルプレーかと思われたシーンだったが、クルーアームストロングは打った瞬間から一塁を目指して全速力。ショートを守るトーバーからカバーに入ったマルケスへの送球よりも早くクルーアームストロングがファーストベースを駆け抜けた。塁審はセーフの判定を下し、併殺くずれで1点を追加した。
まさに俊足。あまりの速さに本拠地のリグリー・フィールドに詰めかけたカブスファンたちも一時騒然とする。また現地実況も「これは俊足ですよ。彼はメジャーでも併殺を取りにくい選手かもしれない。彼が走る姿は、見ていて本当に楽しいですね」と興奮気味に伝えた。
またABEMAのコメント欄やSNSのファンたちもクルーアームストロングのスピードについて「速すぎるだろw」「絶対ゲッツーだと思った」「あのあたりで楽々セーフじゃんw」「相手ピッチャーも驚いてた」「1人だけ倍速やん」「はやすぎ」「PCAの足えぐいって」「どうやったらゲッツー取れるんだこれ」と衝撃を受けたようだ。
クルーアームストロングは、ここまで49打点を稼いでおり、鈴木に次いでMLB全体で2位につけている。勝負強いバッティングだけでなく、ナ・リーグ3位（全体6位）となる16盗塁をマークするなど、俊足としてもチームを牽引している。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
