「香港テニス・オープン」(10月9日~10月15日/中国・香港/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、世界ランキング64位の大坂なおみ(日清食品)と第6シードで世界ランキング21位のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が対戦。大坂…

「香港テニス・オープン」(10月9日~10月15日/中国・香港/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、世界ランキング64位の大坂なおみ(日清食品)と第6シードで世界ランキング21位のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が対戦。大坂は3-6、3-6のストレートで敗れ、ベスト4進出はならなかった。試合時間は1時間19分。

両者はこれが初対戦。大坂は2回戦で第2シードで世界ランキング5位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)をストレートで下す金星を飾っており、初タイトルが期待されていた。

大坂は立ち上がりから苦しい展開。第1ゲームでブレークを許すと第3ゲームもサービスキープできずゲームカウントは0-4。しかし第5ゲームでようやくキープすると、パブリウチェンコワのサービングフォーザセットとなった第8ゲームで1つブレークを返す。次のゲームもキープしてもう1つブレークを返したい大坂だったが、第9ゲームで逆にブレークを許してしまい。3-6で第1セットを落とした。

大坂が取られた3つのブレークはいずれも粘れずに1ポイントで仕留められていた。

続く第2セット。あとがない大坂はお返しとばかりに、第1ゲームからパブリウチェンコワのサービスゲームをもぎ取る。その後調子を戻したかと思われた大坂だったが、第6ゲームでブレークを許すと、さらにブレークをはさみ計5ゲームを連取され、3-6で敗退となった。

ビーナスという元女王のベテランから金星をあげ、初優勝が期待された大坂だったが、26歳と脂の乗った上位ランカーを破ることはできなかった。(テニスデイリー編集部)※写真は「香港テニス・オープン」でベスト4進出を逃した大坂なおみ

(Photo by Sawayasu Tsuji/Getty Images)