独占激白だ。リヴァプールに所属する日本代表MFの遠藤航が、話題となっている去就に関して胸の内を明かした。【映像】遠藤航…

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 独占激白だ。リヴァプールに所属する日本代表MFの遠藤航が、話題となっている去就に関して胸の内を明かした。

【映像】遠藤航、リヴァプール優勝の舞台裏&去就問題を独占告白

 リヴァプールが5年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たした直後、『ABEMA』が現地イングランドで遠藤に独占取材を敢行。貸し切ったフェリー船で、かつて浦和レッズや日本代表で共に戦った槙野智章が様々なテーマを投げかけた。

 リヴァプール2年目を迎えた遠藤は、レギュラーだった1年目とは違ってラスト数分間から数十分間で試合を締める“クローザー”を担当。本人は「リヴァプールは強かったですね」と口を開くと、「やっぱ選手層も含めて。ベンチから出た選手たちも結果を残していたし、リーグ戦はやっぱり毎試合で勝点を積み上げていかないと優勝できない。しかも(現在世界最高峰の)プレミアリーグですからね。すごくタフな試合が続く中で勝ち続けて、こうやって優勝できたっていうのは、すごく嬉しかったですね」と喜びを口にした。

 槙野が「個人的にグッときたのが、優勝した時にサポーターが選手のチャントを歌ったところ。まずアリソン、サラー、ファン・ダイクときて、その次が航だった。覚えてる?」と聞くと、「たしかに結構早めに来たなと。嬉しかったですね。今シーズンを通して、リヴァプール・ファンのみなさんも、なかなか出場機会を得られない自分の状況を感じてくれていて。でもやっぱり、すごくサポートしてくれているのは実感していたし、リバプール・ファンのみんなが喜んでいる姿を見れたのは嬉しかったですね」と語り、さらに次のように続けた。

「(クローザーの役割は)最後の方はチームの形みたいになっていた。勝っている時に最後に自分が出て、しっかり勝点3をちゃんと持って帰る。それはある意味で、自分で勝ち取った役割だった。置かれている状況の中で、自分がチームにどう貢献できるかを考え続けた。もちろん満足はしてないですけど、1つのタイトル貢献の形かなと思ってます」

「移籍のニュースは耳にするけど…」

槙野智章のインタビューに答える遠藤航

 とはいえ、遠藤は2024-2025シーズンの出場機会が限定的だったのも事実(公式戦通算で先発8試合・途中出場23試合・プレータイム844分間)。日本代表でキャプテンを務めるほどの実力者だけに、新シーズンに向けてはイングランドでも日本でも移籍に関するニュースが世間を賑わせてもいる。

 デリケートな話題ではあるが、旧知の槙野は「なんか移籍の話題がニュースになってるんですけど、それは航にも届いてますか?」とズバリ切れ込む。すると遠藤は「耳にはしますよね。みんなその話をするので。友達から連絡がきたりとか、家族もどうするの?みたいな。たまに他の選手とも、『来年いるの?』みたいな話にはなりますね。やっぱシーズン中盤以降はとくに。でも、『俺は基本いるよ』って」と率直に答える。槙野に「他のクラブで出場機会を得るよりも、リヴァプールでプレーするってことを一番に考えてる?」とさらに突っ込まれると、次のように語った。

「う〜ん、そうですね。やっぱりリヴァプールはそれだけの(価値がある)クラブだと思う。リヴァプールでプレーできるチャンスがあるのに、それをわざわざ棒に振って、他のチームに移籍したいかって言われると、そうではない。リヴァプールでどれだけタイトルに取れるかっていう、そこにこだわってやっていくことが、自分のキャリアが一番素晴らしいものになると信じているので」

 槙野が「来シーズンもリヴァプールでプレーする姿を期待してもいいですか?」と投げかけると、「はい、期待してもらって大丈夫です。今のところ」と答えたように、移籍市場やチーム編成はそれこそ一瞬で状況が変わるのがサッカー界だ。しかし遠藤が現時点で、リヴァプールでの未来を見据えているのは間違いない。

(ABEMA/サッカー日本代表)