日本相撲協会は28日、大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を東京・国技館で開き、…

 日本相撲協会は28日、大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を東京・国技館で開き、大関大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の75代横綱への昇進を決めた。

 大の里は茨城県阿見町の二所ノ関部屋で、協会の使者を出迎え、「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と口上を述べた。

 大関昇進の口上でも「唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」と述べていた大の里。この日の会見では、「(唯一無二は)当初は入れない予定だったが、自分にはこの言葉がぴったり。頭に浮かんだのは、この言葉しかなかった」と語った。

 新横綱の誕生は、1月の初場所後に昇進した74代の豊昇龍以来。日本出身では、2017年初場所後に昇進した72代の稀勢の里(現二所ノ関親方)以来、8年4カ月ぶりとなった。石川県出身では1973年夏場所後の54代の輪島以来で3人目。

 初土俵から所要13場所での横綱昇進は、昭和以降では、36代の羽黒山と38代の照国の16場所を抜く最速記録。2021年秋場所で全休した白鵬と、照ノ富士が名を連ねて以来3年10カ月ぶりに、7月の名古屋場所で東西に横綱が並ぶ。

 大の里は、綱とりがかかったこの夏場所(東京・国技館)で初日から14連勝し、2場所連続4度目の優勝を果たした。